中田恵子(オルガン)・ウエンツ瑛士出演の『オルガン avec テアトル』 演目・演奏曲、アフタートークの開催発表
2025年2月8日(土)神奈川県民ホール 小ホールにて開催される、オルガンavecシリーズ vol.3『オルガン avec テアトル』の演目・演奏曲、アフタートークの実施が決定した。
“avec”とはフランス語で「~と⼀緒に」の意味。2021年度より神奈川県民ホールのオルガン・アドバイザーに就任した中田恵子が自らのプロデュース企画として立ち上げた、その名の通り県民ホールのオルガンと「何か」を組み合わせて起きる化学反応を楽しもう、という企画。
2022年2月の初回公演は『オルガン avec バロック・アンサンブル』と題し、5人の弦楽器奏者を迎え上演。バロック時代、オルガンが備え付けられている教会のバルコニーで行われていた演奏をイメージし、当時に書かれたオルガン・コンチェルトの要素を持つ作品の数々を舞台上の大オルガンと共に届けた。
2024年2月の第2弾は遠藤康行振付によるバレエダンサーたちとの共演『オルガン avec バレエ』。ゲストダンサーには新国立劇場バレエ団プリンシパルの渡邊峻郁を迎え、遠藤康行が育てたジュニアダンサーたちとともに、珍しいパイプオルガン生演奏とのコラボレーションに挑んだ。プログラムにはルネサンス期から古典派、ロマン派を経て現代の作曲家たちに至るまで、約800年に渡る演目が並び、人類が生み出した音楽と舞踊の歴史を視覚化し、小ホールの親密空間だからこそ可能な躍動感溢れる公演を開催した。
今回は「オルガン avec テアトル」と題し、フランスの小説家、ジュール・ヴェルヌ原作『レのシャープ君とミのフラットさん』を俳優のウエンツ瑛士と共におくる。構成・演出は田丸一宏が務める。
特別な空間で繰り広げられるドラマと音楽を楽しもう。