湘南ベルマーレ新体制発表会 「フジタ」帰還に歓声 新ユニのメインスポンサーに
サッカーJ1湘南ベルマーレが1月11日、ひらしん平塚文化芸術ホール(見附町)で新体制発表会を実施した。新ユニフォームやロゴマーク、新加入選手の紹介などが行われ、来場した約1000人のサポーターを前に選手、監督らは躍進を誓った。
新しくユニフォームのメインスポンサーになったのは(株)フジタ。フジタ工業サッカー部はベルマーレの前身であり「生みの親」としてサポーターからも親しまれてきた。1999年のメインスポンサー撤退後、2017年に袖部分のロゴスポンサーとして復活していたものの、今回の発表に会場からは驚きと喜びの声が上がった。
またクラブ創設以降30年使用されていたロゴマークを初めて更新。スマートフォンなどのメディア環境の変化、印刷やモニター技術の進化に対応することと、表現色の統一のため、これまでより視認性、再現性が高いデザインに仕上げた。
可能性に挑戦
今シーズンのスローガンは昨年に続き「一戦必勝」。山口智監督は15位で終了した昨シーズンを振り返り「昨シーズンは選手たちのスペシャルな部分が出始めた。良い部分は継続させて選手、チームの可能性にチャレンジしていきたい」と力強く語った。
新加入選手はゼヒカルド、田村蒼生、石橋瀬凪、永井建成、本多康太郎、渡邊啓吾、藤井智也、松本果成の8人。下部組織からの昇格となったDF本多選手は「アカデミーの選手たちに勇気と希望を与えられる選手になりたい」と抱負を話した。スピードに乗ったドリブルが武器のMF藤井選手は「湘南のために走れる選手になりたい」と話した。
新10番は鈴木選手
新ユニフォームは「変化と成長」をイメージしたデザインが施された。背番号10番をつける鈴木章人選手は「10番として覚悟と責任感持ってプレーしたい」と新エースの意気込みを語った。