純喫茶めぐりがたのしい!北海道でここだけ!虹色のコーヒーにうっとり「レトロが最高!」
新しい生活がスタートする新年度。慣れない環境にちょっと疲れたときは、ゆったりとしたときが流れる喫茶店で一息ついてみませんか。歴史ある札幌の老舗喫茶で食べられる人気のボリュームランチに北海道でここだけ、レインボーカラーが話題の令和のコーヒー。札幌市内の喫茶店3店を紹介します。
北海道庁赤れんが庁舎近く、札幌の老舗喫茶を語る上では外せないのが「純喫茶オリンピア」。
実は「オリンピア」という名前、1964年の東京オリンピックのときにオープンしたのが由来。東京オリンピックのポスターも飾ってありました。
オープン当初からある看板には「純喫茶オリンピア」のレトロな文字。当時の円盤投げ競技の円盤を使った看板なんですよ。
ガラスの扉のノスタルジックな書体も印象的。
扉を開けると、タイムスリップしたかのような別世界が広がっていました。
現役で活躍中のピンクの電話に、キラキラのシャンデリア、赤い皮張りのソファー。
ヨーロッパの宮殿のような雰囲気は、オープン当時のまま。豪華なインテリアが気分を高めてくれます。
歴史ある「純喫茶オリンピア」でいただきたいのが、ランチタイムに人気のミートスパゲティとビーフカレーの両方が味わえる「Cランチ ハーフ&ハーフ(1000円)」。
サラダとコーヒーがついたボリューム満点なセットです。
白の四角いお皿とアイスコーヒーが入った銅のカップが、よりレトロな雰囲気を演出。
一見何の変哲もない喫茶店メニューのようですが、スパゲティはゆでたあと炒めることで、香ばしさと食感をプラス。
ミートソースのゴロゴロとして存在感のあるお肉、甘みと酸味がほどよいバランスでとってもおいしい!
ビーフカレーには10種類以上のスパイスと隠し味にお店のコーヒーを入れて、コク深い味わいに。とっても芳醇です!
アイスコーヒーなどの飲み物には専門店の氷を一つ一つアイスピックで削るなど、細部にこだわりが散りばめられているんです。
そして、純喫茶のデザートといえばプリン。
「自家製プリン(650円)」は固めの食感で、カラメルの苦さがアクセントとなる大人の味わい。
見逃せませんよ。
純喫茶オリンピア
住所:札幌市中央区北4条西6丁目1-3
営業:午前10時~午後6時
定休日:土曜・日曜・祝日
※5/6(火)は営業
地下鉄東西線の西11丁目駅から徒歩10分。ミニ大通り沿いに佇む「caféterrace倫敦館」は2026年、オープン50年を迎えます。
オープン時にロンドンでアンティーク家具を買い付けたことが、店名の由来に。
年代物のレジは、なんと1923年・大正12年のもの。現在も大切に使われているんです。
ロンドンのアンティーク家具を眺めながらくつろげる、様々なタイプの客席があります。
人気のランチメニューが「ポークソテーとバターライス(1300円)」。
ニンニクしょうゆで味付けしたジューシーな厚切りポークと、お米にバターを入れて炊き上げたバターライス。お皿の半分を占めるサラダには、タマネギとニンジンを使った自家製ドレッシングがかかったボリューム満点なひと皿。
ガッツリ、パンチのある味付け。豚肉の脂身が甘くて、バターライスとお肉の相性もバツグン!
野菜の粒々感があるさっぱりしたドレッシングで、サラダもモリモリ食べられます。
セットのコーヒーのロースト感も最高。深煎りだけどとっても飲みやすいんです。
caféterrace倫敦館
住所:札幌市中央区北4条西11丁目75
営業:午前9時~午後9時
最後に紹介するのが地下鉄南北線、北34条駅から徒歩10分の「珈琲太郎本舗」。
令和スタイルの珍しいコーヒーが飲めると、いま話題の喫茶店です。
おすすめのメニューが「レインボーラテ(700円)」。
すごいカラフル!見た目にうっとりしてしまいます。
お菓子作りにも使う食用色素を使ったラスベガス発祥の虹色のコーヒー。令和時代の喫茶店ではこんな珍しいコーヒーまでいただけちゃうんですね。
味はスッキリだけど深みもあって、牛乳もたっぷりで飲みやすい!
「個人店でコーヒーを飲んだことがない人に興味を持ってもらえるように始めた。初心者の方にコーヒーが面白と思うきっかけになればと思いやっている」と珈琲太郎本舗の店主・福田健宏さん。
絵を描いたかのようなカラフルなラテ。
ラテの泡と色の配色によって毎回デザインが変わるので一期一会。うれしいポイントです。
飲むがもったいなくてずっと見ていちゃいそう。
珈琲太郎本舗
住所:札幌市東区北36条東1丁目5-1
営業:午後1時~午後9時
定休日:月曜
みんテレ4月21日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)