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全国高校女子駅伝の歴代優勝校と優勝回数ランキング 小林祐梨子は20人抜きの激走

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イメージ画像,ⒸWoodysPhotos/Shutterstock.com

長野東が2年ぶり優勝で長野県勢アベックV

第36回全国高校女子駅伝が12月22日、たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園陸上競技場)を発着点とする5区間・21.0975キロのたけびしスタジアム京都付設駅伝コースで行われ、長野東(長野)が2年ぶり2回目の優勝を果たした。

1区から1度もトップを譲ることなく、1時間7分27秒でフィニッシュ。男子の佐久長聖と長野県勢アベック優勝となった。

2位は仙台育英(宮城)、3位は大阪薫英女学院(大阪)、4位は立命館宇治(京都)、5位は前回優勝の神村学園(鹿児島)だった。

女子800メートル日本記録保持者の東大阪大敬愛(大阪)の2年生・久保凛は2区で16人抜きの激走を見せ、21位から5位に浮上。チームも6位でゴールした。

後にオリンピックに出場するランナーも輩出している「都大路」。歴代優勝校は下の通りとなっている。

最多優勝は仙台育英の5回、新谷仁美は興譲館の優勝に貢献

男子に比べて歴史の浅い女子は1989年にスタート。第1回大会を制したのは市船橋(千葉)だった。

最多優勝は仙台育英(宮城)の5回。1993年から2連覇した後、2017、19、21年と隔年で優勝していたが、23年は惜しくも2位に終わった。

豊川(愛知)が4回優勝で続き、筑紫女学園(福岡)、埼玉栄(埼玉)、立命館宇治(京都)が3回で並ぶ。埼玉栄は1995年から3連覇を達成した。男子は最多11回の優勝を誇る世羅(広島)は女子も2回優勝している。

東京五輪に女子10000mで出場し、2023年1月のヒューストンマラソンで日本歴代2位(当時)となる2時間19分24秒をマークした新谷仁美は2005年、興譲館(岡山)の1区で区間賞を獲得して優勝に貢献した。

また、北京五輪女子5000mに出場した小林祐梨子は2006年、2区で20人抜きの激走を見せ、須磨学園(兵庫)を優勝に導いた。

今年の出場選手からオリンピックで活躍するランナーは生まれるか。今後の成長が楽しみだ。

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記事:SPAIA編集部

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