なぜかうまく書けません!【ママたちの苦手漢字】
●【12月12日は漢字の日】漢字への関心・理解を深める日に
1995年、財団法人日本漢字能力検定協会が12月12日に制定した記念日が「漢字の日」です。漢字への関心・理解を深めると同時に、日本文化への認識を深めることが目的の日で、「いい字(12)一字(12)」と読めることからこの日が選ばれています。「毎年いい字を、せめて一字は覚えてほしい」という願いが込められているそうです。
また、日本漢字能力検定協会では、毎年12月12日に全国の公募から「その年の世相を表す漢字」一字を発表しています。
年賀状の宛名書きなど書く機会が増える季節です
最近は「字を書く」のもパソコンやスマホが中心。手書きで漢字を書く機会はかなり少ないですよね。書道やペン習字など習っていたママもいると思いますが、書く機会がないと字って下手になりますよね…。いざ書こうとするときにもうまく書けないことがあるようで。
口コミサイト『ウィメンズパーク』にもママたちの漢字苦労話が!
「『飛』という感じが書き順通りに書くとバランスがとれなくて書きにくいです。ついつい書き順ごまかして書いちゃいます!」
「『龝』この字を書けますか??読めますか?なかなか書きにくかったー。読み方はなんてことない読みです」
読み方は「シュウ」または「あき」「とき」。舞台の「千龝楽(せんしゅうらく)」などで使うことがある漢字です。
画数が多い漢字はどうしてもバランスがとりにくいものですが、画数が少ない漢字で苦労するママも。
「何故かうまくバランスが取れない『木』とか『人』とかの両側に払いが入った文字。この形が入っている漢字は全部苦手です…」
「『乃』女の子の名前にかわいいな~って思うんですが、上手に書けない!なので、ウチの娘たちにはつけられませんでした」
確かに子どもの名前となると、書く機会がぐっと増えますもんね。
この季節は年賀状で宛名を書くことも。
「『丸、九』が書きにくいです。丸のつく友人が3人いるのですが、年賀状の宛名がいつも憂うつです…」
「『県』。真っ先にこの字が思い浮かびました。何せ“県”に住んでいないものですから…!宛名書きなどで苦労します」
うまく書けないからと書かないでいるとますますうまく書けなくなるような……。たまには脳トレ感覚で手書きで文字を書くようにしたいですね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。