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新学校給食センター完成間近 議会が竣工検査

赤穂民報

完成間近の新学校給食センターであった竣工検査

 移転新築へ向け、赤穂市が浜市に建設中の新学校給食センターが完成間近となり、2日に市議会による竣工検査が行われた。

 新センターは昨年7月に着工。約6500平方メートルの敷地に最大4600食の調理が可能な鉄骨造2階建ての給食センター棟や配送車車庫、備蓄倉庫などの整備が進められている。建屋はほぼ出来上がり、主な調理器具も大半が搬入された。

 竣工検査には建設水道委員会と総務文教委員会に所属する議員11人が参加。新たに導入するスチームコンベクションオーブンを備えた調理室やアレルギー食専用の調理ライン、外部から虫やほこりなどを入り込ませない構造の搬出口などを視察した。

 議員からは「設備や機器の日々の点検をしっかり行える体制を」「喫煙所を設けるべきでは」などの意見や要望があり、センターは「(設備や機器の維持管理は)パートごとに配置する主務者が責任をもって対応していく。喫煙所は今後検討、協議する」と答弁した。

 市によると、8月5日に竣工式を行い、同日午後に市民向け見学会を実施。その後、調理と配送の予行演習を行った上で9月3日から供用開始する予定だ。現センターは11月から来年2月にかけて解体撤去する。

今年9月の供用開始へ向けて建設が進む新学校給食センター

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