新潟市の消費者物価指数は0.4%下落 通信料やパン類、コーヒー豆や茶などは前月から値上がり
新潟市消費者物価指数の推移(新潟県の報道資料より)
新潟市の2025年6月の消費者物価指数(総合指数)は前月比で0.4%下落し、前年同月比では3.1%上昇した。
新潟県が7月25日、新潟市における消費者物価指数(2020年基準)の2025年6月分確報値を発表した。同統計は、総務省統計局が行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に県が独自集計したもの。なお、総務省統計局の公表資料では原数値と季節調整値を使用しているが、県統計の数値はすべて原数値を使用している。
発表によると、2025年6月の総合指数(2020年平均を100とする)は110.5。
前月と比較して、主に「通信」(前月比4.7%増)、コーヒー豆やスポーツドリンク、茶飲料などの値上がりした「飲料」(同2.2%増)、あんぱんや食パンなどが値上がりした「穀類」(同0.9%増)の項目が上昇した。
一方で、ガソリンやレンタカー料金が値下がりした「自動車等関係費」は(同1.5%減)、イカ、ブリ、サケなどが値下がりした「魚介類」(3.4%減)、「教養娯楽サービス」(同1.3%)などの項目は下落した。
なお、前年同月との比較では、うるち米が値上がりした「穀類」(前年同月比27.9%増)、「ガス代」(同15.7%増)、「自動車等関係費」(同2.2%増)が上昇している。
The post新潟市の消費者物価指数は0.4%下落 通信料やパン類、コーヒー豆や茶などは前月から値上がりfirst appeared on新潟県内のニュース|にいがた経済新聞.