スマホで盗撮? ノーラン監督「最新作の映像」がネット上に流出! 気になる内容やキャスト情報
ノーラン監督の最新作映像が盗撮リーク!
7月1日、クリストファー・ノーラン監督の最新作『The Odyssey(原題)』のティーザー映像が、劇場公開に先駆けてネット上に流出してしまった。過去作でも劇場体験を重視してきたノーラン監督だが、今回の流出は制作スタジオ側にとっても“予期せぬ事態”といえるだろう。
このティーザー映像は本来、ユニバーサルの新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(8月8日公開)の劇場上映に合わせて限定公開されていたもの。しかし、スマートフォンで撮影されたとみられる映像がX(旧Twitter)やTikTokなどに投稿され、瞬く間に拡散されることとなった。
オンライン上ではまだ公式に公開されていないため、この事件を報じた各メディアもリーク映像を掲載することは控えている模様。内容についての言及はされているものの、解禁済みのキャストが映し出されているという映像は、すでにある程度の拡散防止措置が取られているようだ。
『The Odyssey』はどんな作品? キャストは?
『The Odyssey(原題)』はホメロスの叙事詩「オデュッセイア」を原作とした作品で、トロイ戦争後に故郷イタカへ帰還しようとする王オデュッセウスの波乱に満ちた旅路を描くという。ノーラン監督はこの古典を“神話的アクション叙事詩”として再構築し、IMAXカメラを全面的に使用して撮影を行っているそうだ。
キャストにはマット・デイモンのほか、アン・ハサウェイやゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロン、ルピタ・ニョンゴ、ミア・ゴスなど豪華な顔ぶれが揃っており、2026年7月17日に本国公開予定。
なお、今回の映像流出についてはスタジオ側から正式なコメントは出ておらず、今後の対応やティーザーの正式公開タイミング、あるいは差し替えの有無などについても不明。ノーラン作品における“劇場での初体験”という哲学が、抑制の効かない“デジタル拡散”といかに折り合いをつけていくのか、今後の動向を見守りたい。