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『根尾川管理釣り場』でフライフィッシング満喫【岐阜】ラッシュ到来でニジマス16尾

TSURINEWS

ニジマス手中(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

サクッと行けて手軽にエントリー、真冬に釣りが楽しめるありがたいフィールド管理釣り場。その一方で用意されたフィールドでいかに誘い釣るか、アングラーの腕が試されるところでもあります。そんな管理釣り場で今回ちょっと趣向を変え、昔やってたフライフィッシングで腕試し。スピニングタックルとは違う釣趣でニジマスをキャッチ、二桁釣果を得ることができました。

根尾川管理釣り場

2月3日、釣行したのは岐阜市内から車で1時間ほどの山間にある根尾川管理釣り場です。揖斐川の支流、根尾川の河原に造られた冬季限定のルアー・フライポンドで、広々としたエリアではファミリーからベテランまで伸び伸びと釣りを楽しむことができます。

根尾川管理釣り場(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

今年に入ってルアーフィッシングでも何度か通い、気難しいニジマスを相手に一喜一憂。今回も朝10時に受付を済ませ4時間勝負でエントリーです。

エリアを観察

フィールドに足を踏み入れれば既に十数人のアングラー、ほとんどがルアーマンです。その後ろを気をつけて通り、3箇所あるエリアのうち一番下流のフライエリアへと向かいます。

ポイントを遠巻きに眺めてみれば、あちらこちらでニジマスが佇んでいるのを確認。おそらく向こうからも見られてるだろうから、水深のありそうなポイントでなるべく間合いを取ってアプローチすることとします。毛鉤は沈めて使うニンフフライです。

当日のタックル(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

天気は曇り空、風も弱く昨日に比べて気温も上昇。悪くない条件でまずはトライです。

早速キャストする

実を言うとフライフィッシングは数十年振り。少々不安を抱えつつもまずはロッドを振ってみる。前に、後ろに、ループを描いたオレンジのフライラインは最後にスルスルーっと前に一直線。決まった!動作は体が覚えていたようです。

フライをキャスト(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

気を良くして次の一振り、おっと気を抜くとラインが勢いよく跳ね返って竿に激突、リーダーがオマツリ状態に。こうなると解くのに一苦労、ティペットがヨレヨレになるがこのまま続行です。

ファーストフィッシュをゲット

何度かキャストを繰り返すうちにラインはより距離を延ばしてまっすぐ着水。あまりビシバシ振らずに適度に力を抜くとうまく決まりますね。着水したラインは風に流され次第にカーブしていく、それをリトリーブで直しながら先を見ると、ピクピクっと波紋を立てた後スーッと沈んでいくマーカー、きた。

ニジマスをゲット(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

ここで電撃アワセはダメ、少しロッドを立てるとヒット!ゴンゴンと小気味良く元気なニジマスが踊ります。

ニジマスと対面

ラインを緩めないよう慎重によせてランディング、ファーストフィッシュをゲットです。虹色のボディ、ピンと張ったヒレ。ずっと眺めていたいけど弱らせちゃダメ、写真を撮って速やかにリリースします。

キャスト、レンジに工夫

フライフィッシングのアタリはマーカーが波紋を立てたり、横に動いたり、シュッと沈んだりとリアクションはさまざま。手竿での浮釣りを見ているようでビジュアル的にとても面白い、ワクワクします。

さて最初のニジマスはゲットはしたものの、その後は会心のアタリがなかなか到来せず。キャストする方向を変えたり、マーカーから先の長さを調整したり、ニジマスがいるのはこちらから見えないポイント、レンジも深いと見てじっくり構えることに。

ニンフフライを使用

着水してゆっくり沈んでいくニンフフライ。特に小さいのはティペットの浮力に負けるので極小のガン玉をティペットに噛ませて沈ませます。するとマーカーがよく反応するようになり、どうやらマスのアタリが増えたようですが咥えて持っていくまでは至らない。

ニジマスヒット(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

時計をみれは13時過ぎ、リミットは14時。しかし釣果は3、4本とポツリポツリ釣れてくる感じ。悩ましいところです。

ラッシュ到来

イマイチ反応に乏しいなと思ってたところですが、その後にラッシュ到来!至近距離で、遠投で、浅場で深場で、ほぼ入れアタリ!着水と同時にひったくるパターン、しばしのインターバルでスーッと沈めるパターン、あまりの好反応にテンションは爆上がり。

連続ヒット(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

5本、6本、元気なニジマスを次々とキャッチ、寒さを忘れどんどんアツくなってくる。リミットが近いがこれはもうやめられない、延長戦突入です。

延長後も釣れ続く

その後も絶え間なく釣れ続け、目標の10本ツ抜け達成、まだまだいける。途中バラしも多いもののポイント問わずの好反応。結局終了時刻の15時半まで大いに楽しみ、16本のニジマスをキャッチできました。延長料を支払い満足の上で納竿です。

大満足の結果に(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

釣果を振り返り

意識したのは選んだポイントまでの間合い、レンジの選択。それを踏まえてのアプローチが功を奏したようです。今回フライフィッシングで好釣果が得られましたが、これはルアーの場合でも同じことが言えると思います。

焦らず、リキまず、自身のペースで楽しみたい。エリアトラウトには釣果アップのヒントがあります。これから春にかけて活性も上がり、ますますアツくなることでしょう。

<かにおけ/TSURINEWSライター>

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