【茅ヶ崎 ショップレポ】日日器-茅ヶ崎で愛されるうつわ屋さん
茅ヶ崎駅南口から歩いて3分ほど。
海の香りがしそうな穏やかな町並みの中に、静かにたたずむうつわ屋さん「日日器(ひびき)」。
前から気になっていたお店だったのですが、ついに行くことがができました。
画像出典:湘南人
お店の扉を開けた瞬間、ふわっといい香りが漂ってきて、なんとも心地よい空間。
おしゃれだけど気取らない、どこか懐かしさもある店内には、美しい器たちがずらりと並んでいます。
画像出典:湘南人
一歩足を踏み入れた瞬間から、器好きにはたまらない世界が広がっていました。
画像出典:湘南人
棚には大小さまざまな器が丁寧に並べられ、それぞれが違う表情を持っています。
信楽、有田、北海道など、日本全国の産地から集められた作家さんのうつわたち。
茅ヶ崎の作家さんの器
でも、その中でもひときわ目をひいたのが、茅ヶ崎の作家・宮崎和歌子さんの作品。
ざぶとん皿(大)(5000円+税)名前も気になってしまいますね。
画像出典:湘南人
店主さんに「人気のうつわってどれですか?」と聞いてみると、宮崎さんの器を見せていただきました。
「こういう形が欲しいってお願いして作ってもらったんです」と、話してくれました。
「ここにシュウマイを乗せたらすっごく可愛いんですよ」なんて素敵な写真も見せてくださいました。
色んな世代の人に愛されるお店
丸くてころんとした形がかわいくて、シンプルだけどちょっと遊び心もある器。
画像出典:湘南人
そんな風に、料理との組み合わせまで想像しながら器を選べるなんて、なんて贅沢な時間なんだろうと感じました。
お値段もすごく良心的で、2,000円~3000円台が多く、大きめのプレートでも5000円前後が多く、つい「もう一個くらい…」と手が伸びてしまうラインナップ。
贈り物として購入する人も多いそうで、たしかにこのおしゃれさと実用性なら、誰かにプレゼントしたくなる気持ちもよくわかります。
お客さんの層も幅広く、「こういう料理を作ろうと思ってるんですが、どんな器が合いますかね?」と相談する方も多いそう。
画像出典:湘南人
店主さんもとても気さくで話しやすくて、器のことだけでなく茅ヶ崎の話や作家さんのこともたくさん教えてくれて、気づけばついつい長居してしまう、そんな心地よいお店です。
茅ヶ崎愛を感じる
お店は2018年オープンで、今年で8年目とのこと。
店主さんもずっと茅ヶ崎に住んでいるそうで、会話の端々に茅ヶ崎への愛が感じられて、ただ器を売るだけじゃない“まちのお店”としての魅力もたっぷり詰まっています。
購入したお茶碗
今回私は、お茶碗をひとつお迎えしました。
画像出典:湘南人
猫と建物のイラストが描かれていて、一目惚れ。
しかも手描きなので、同じデザインでも微妙に表情が違っていて、建物の角度もそれぞれ違うんです。
棚には同じタイプのお茶碗があと3つ並んでいたのですが、どれにしようかものすごく悩みました。
それもまた楽しい時間。
結局、猫の表情がちょっといたずらっぽくて、色も自分好みだったものに決めました。
画像出典:湘南人
帰り道もずっとニコニコしていて、さっそく家に帰ってそのお茶碗でご飯を食べてみたら、いつものごはんが3割増しで美味しく感じられたほど!
お気に入りの器があるだけで、日々の暮らしがぐっと豊かになるなぁと実感しました。
日日器は、器との出会いはもちろん、店主さんやまちの空気との出会いも一緒に味わえる、そんな素敵な場所。
茅ヶ崎に来たらぜひ立ち寄ってほしいお店です。
器を選ぶ時間、会話のひととき、そして手に取ったときのワクワク感。
どれもこれも、特別な思い出になりますよ。
私もまた季節が変わった頃に、新しい器との出会いを求めて行ってみたいと思っています。
日日器
営業時間
12:00〜18:00
定休日
不定休
電話番号
0467-95-3199
支払い方法
現金/クレジットカード/QR決済/電子マネー
アクセス
茅ヶ崎駅南口から徒歩3分
住所:〒253-0052
茅ケ崎市幸町24-4
駐車場:なし