ヤマハ、JCBA 音声を文字化、多言語翻訳 万博会場でラジオ番組
開催中の大阪・関西万博の会場(大阪市)で5月28日(水)、ヤマハ(株)と(一社)日本コミュニティ放送協会(JCBA)が共同でラジオ番組を公開放送する。
番組名は「万博VoiceStreetpoweredbySoundUD」で午後3時〜4時55分。全国約100局のコミュニティFMの放送に加え、ヤマハが開発したSoundUDの技術を使い、番組音声をリアルタイムでテキスト化と多言語翻訳してウェブ上に配信する(「おもてなしガイド」https://go.soundud.com/q/sann-zwkdcp7)。
FM小田原(株)の社長でJCBA代表理事を務める鈴木伸幸さんは、番組にゲスト出演予定。「地域の情報をきめ細かく発信している全国のコミュニティ放送局ですが、この試みにより今まで以上に多くの方々に情報を届けられるようになります。災害時にも重要な情報伝達手段としての役割を担っていますが、SoundUDの技術を活用できれば、情報難民を一人でも少なくすることができます」と意義を述べる。
FMおだわら(87・9MHz)では、当日午後3時30分〜4時30分で同番組(一部)の放送を予定している。