築95年の重厚な外観…中はカフェ!ギルトフリーパンケーキも人気「真っ白でキャンバスのような空間」
小樽の住吉神社のすぐ近くにある、かつて薬局として使われていた建物。今は「(旧)岡川薬局 Cafe White(カフェホワイト)」として、新しい時間を重ねています。
真っ白なキャンバスのようなカフェ空間。薬局時代を思わせるユニークな雑貨や家具がさりげなく配置されています。訪れるたびに新しい発見があり、遊び心とぬくもりに満ちた場所です。
この建物は、1930年(昭和5年)に建てられた小樽の歴史的建造物です。現オーナーが取り壊しの際に「どうしても残したい」という思いから買い取り、今はカフェやゲストハウスとして活用。地域と観光客をつなぐ拠点として再生されています。
「外観の重厚感や、歴史を感じる佇まいが素敵ですね」(糸口真子アナウンサー)
ラウンジや石蔵もあり、ほぼ当時のまま残されています。「調剤室」と書かれた物が残っていたり、ビーカーや試験管を随所に使っていたりと、薬局だった頃の名残を感じます。
「オリジナルパンケーキ」(1400円)は、オートミールや米粉、豆乳など体に優しい食材で作られている“ギルトフリー”のパンケーキ。元薬局カフェだからこその“からだ想い”スイーツです。
「ナイフを入れた瞬間に、ふわふわなのが分かります」。糸口アナウンサーのテンションが上がります。「甘いけれど、すごくやさしい味。どんどん食べ進んじゃう」と、自然と笑顔になります。
「完熟バナナケーキ」(550円)は、シナモンが効いていてしっとり。クルミがサクサクとして、アクセントになっています。
パスタやカレー、オムライスなど食事メニューも豊富にそろいます。
この店の篠田愛香さんおすすめの「オリジナルソイチャイ」(600円)を注文。「スパイスから調合しています」(篠田さん)という言い回しに、また薬局らしさがにじみ出ています。
優しい味ながら、カルダモンやブラックペッパーなどいろいろなスパイスが効いています。
砂糖が試験管に入っていたり、ミルクがビーカーに入っていたりする遊び心もたまりません。
カフェインレスコーヒーの「No.32~Decaf~」(650円)は、とてもいい香り。苦味というより、少し酸味がある感じで、さらっと飲めます。
小樽の今と昔が行き交う素敵な雰囲気を味わってみませんか?
(旧)岡川薬局 Cafe White (カフェホワイト)
住所:小樽市若松1丁目7ー7
定休日:月・木曜
*「いっとこ!」4月26日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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