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本物に触れる!自然環境保全地域 「二貫寺の森」で野鳥観察会

上越妙高タウン情報

自然環境保全地域になっている上越市諏訪地区の二貫寺の森で18日(日)、鳥の観察会が行われました。

二貫寺の森は本来、平地では見られない山地性の植物などがあることから市の自然環境保全地域になっています。広さはおよそ28ヘクタールあり、高田城址公園の半分ほどです。鳥の観察会は森に親しんでもらおうと毎年開かれています。

参加したのは地元の小学生や保護者などおよそ20人です。講師は森を管理するNPO法人「緑とくらしの学校」の理事長、勝俣将明さんが務めました。

参加者はさっそく森に入り、木に設置されている鳥の巣箱の中を観察しました。巣箱はNPO法人「緑とくらしの学校」が今年2月に25個設置しました。中をのぞくと…。

シジュウカラの親鳥やヒナが確認できました。

また、木にとまるエゾムシクイやキビタキを双眼鏡を使って観察をしました。

参加者
「くちばちが動いているところを初めてゆっくり見ることができた。きょう見られなかった珍しい鳥を次は見たい」
「二貫寺の森は身近にあったけど、すごいところだと思った。自分が作った巣箱の中でふ化して巣立っていたのがうれしかった。森に来て遊ぶのは楽しいからみんなにも知ってほしい」

 

NPO法人 緑とくらしの学校  勝俣将明  理事長
「観察会で大切にしていることは五感を使うこと。映像で見ることが多いけど、本物を見ることが大事。子どもたちが100年後も駆けまわったり、声が聞こえる森を作っていきたい」

鳥の観察会は今年10月と来年2月にも行われます。NPOでは森の管理を今年度、市から任されていて、森の整備活動を年間16回予定しています。現在、活動に参加するサポーターを募集しています。希望する人は活動日時の第2・第4日曜日、午前9時に森の管理棟に集合してください。

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