スピルバーグ78歳「引退するつもりは全くございません」
巨匠スティーブン・スピルバーグは現在78歳。今後も現役を貫く意向だ。米ユニバーサル・スタジオに彼の名を冠した「スティーブン・スピルバーグ・シアター」がオープンされると、その祝賀会スピーチでスピルバーグが宣言した。「たくさんの映画を作っていますが……引退するつもりは全くございません」。
As he sees the official opening of his namesake theatre on the Universal lot, Steven Spielberg says he has no plans to retire…ever… from making movies.
— Borys Kit (@Borys_Kit)
これまでも引退の意思がないことを口にしていたが、あらためて力強く宣言した。「クリント(・イーストウッド)は今81歳ですが(当時)、“友よ、今年で引退する準備は出来ましたか?”といつも聞いているんです。ただ、“いいや、君は?”と返されるので、“いいえ”と私も答えています」と、スピルバーグは語っている。
米に対してスピルバーグは、西部劇を手掛けたいという思いを今も持っていると新たに語っている。「いつか作れたらいいなと思います。ここ数十年、ずっとやり損ねてきた」と、長年の渇望があるという。2010年にはコーエン兄弟による『トゥルー・グリット』、2011年にはジョン・ファヴローの『カウボーイ&エイリアン』で製作を手がけたことがあったが、自らメガホンを取りたいようだ。
スティーブン・スピルバーグ・シアターの開館式典レセプションには、ヴィン・ディーゼルやジョン・トラボルタ、ジェフ・ゴールドブラム、キー・ホイ・クァンら数多くのセレブリティが巨匠を讃えるために集まった。この劇場では、『E.T.』や『ジョーズ』など、スピルバーグ傑作映画に関する展示が常設されるようだ。
会場では、スピルバーグ自身も初めて目を通すという次回監督作の最新映像が上映されたという。エミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コールマン・ドミンゴが登場し、壮大なカーチェイスシーンを撮影する様子だったという。この作品は謎に包まれており、になるというほかはタイトルも不明。スピルバーグ監督作品としては『レディ・プレイヤー1』(2018)以来初となるアクション・アドベンチャー映画になるという。
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