大正5年創業、巣鴨『喜福堂』のあんぱんを食べくらべ〜黒猫スイーツ散歩 あんぱん編①〜
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店以上ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩のあんぱん編第1弾です。
巣鴨とげぬき地蔵尊前の“あんぱん”のお店
いま朝ドラの影響もあり、注目を浴びている“あんぱん”。そんな“あんぱん”のおいしい黒猫おすすめ店を紹介していきます。
今回のお店は、巣鴨の“とげぬき地蔵尊”の斜め前にある『喜福堂(きふくどう)』。
大正5年(1916)に深川で創業。当時は、コッペパンに餡とバターを塗った「あんバター」が人気だったそうです。いま「あんバター」がブームなのを考えると歴史はまわっているみたいですね。
その後の大正12年(1923)に、関東大震災の影響を受けて巣鴨に移転されたそうです。
現在は、4代目が伝統の味を守りながら新しいおいしさにもチャレンジされています。
サンドイッチ、クリームパン、カレーパンなども人気ですが、やはり看板メニューは“あんぱん”。
こだわりの“あんぱん”は、ひとつひとつ手包みで作られています。
美しい艶々(つやつや)の“あんぱん”に、テンションMAXひゃっほー!
今回は、数ある“あんぱん”の中から、黒猫が気になったものを食べくらべしてみました。
変わらぬ味と新しい味の“あんぱん”
こちらは、ずっと受け継がれてきた伝統の“あんぱん”。
創業以来基本のレシピは変わっていないとのことで、まず『喜福堂』の味を知るには、ぜひこちらを味わってほしいにゃー♪
伝統の“あんぱん”を、必殺! 黒猫カッターで、ぱっかーん!
白胡麻がのる“こしあん”と、黒胡麻がのる“つぶあん”。
どちらも、きたのおとめ、きたまろん、エリモショウズなどの北海道産の小豆を使用。
なめらかな口どけの“こしあん”は、大満足のおいしさ。
そして、黒猫は“こしあん”派なのですが、小粒の小豆を厳選しているからか“つぶあん”もなめらかな舌触りで、こちらも好みでした。
お芋と珈琲という変わり種の“あんぱん”です。
こちらも、ぱっかーん!
お芋は、300年以上の歴史のある川越の農家さんのさつまいもを使用。ふわっと優しいお芋の甘みが広がります。
珈琲は、あんこの甘さにビターな珈琲の味わいが絶妙なバランスで、少し大人の“あんぱん”といった感じで最高にゃー♪
こちらは、素材にこだわりプレミア感ある2種類です。
さらに、ぱっかーん!
プレミアムは、北海道・十勝産のものを使用し、黒胡麻も兵庫県・丹波産を使っています。さらに、あんこの入る比率が1番高い至福の“あんぱん”です。
きれいのみかたは、フルーティーなベジフルあん。にんじんもたっぷり入っているので、“あんぱん”なのにベータカロテンがたっぷり取れる優れもの。十文字学園女子大学とタッグを組んで生まれた、アンチエイジングも期待できる“あんぱん”です。
どーん!と桐箱に入った“あんぱん”。
桐箱にも書いてありますが、日本でもっとも高級な“あんぱん”。
専用の手提げ袋も付くので、手土産にもおすすめです。
高級あんぱんも、ぱっかーん!
素材も、すべて高級なこだわり。
小豆は、岡山県産備中白小豆。小麦は、北海道産キタノカオリ。バターは、よつ葉バター。胡麻は、兵庫県丹波産黒胡麻。水は、天然水を使っています。
このこだわりの高級あんぱんは、手土産だけでなく自分へのご褒美としても、ぜひ味わってみてくださいね。
カフェスペースで“あんぱん”をイートイン
お店の奥は、写真のカウンター席のほかにテーブル席もあるカフェスペースになっており、ドリンクと一緒に“あんぱん”を楽しむことができます。
老舗の“あんぱん”を食べくらべできて、今回も大満足の“黒猫スイーツ散歩”だったにゃー♪
喜福堂(きふくどう)
住所:東京都豊島区巣鴨3-17-16/営業時間:10:00~18:00(売り切れ次第終了)/定休日:火・水(※祝・縁日〈4がつく日〉は除く)/アクセス:JR山手線・地下鉄三田線巣鴨駅から徒歩5分
取材・文・撮影=ミスター黒猫
ミスター黒猫
日本一パンケーキを食べる男
朝は喫茶店のモーニング・昼はカフェでランチ・おやつはパンケーキ・スイーツを食べ歩くのが日課。雑誌FLASHでは【日本一パンケーキを食べる男】として紹介される。カフェ・純喫茶・パンケーキ・スイーツなどを年間約1000店以上訪問。Instagramでも約6万人のフォロワーに毎日2回スイーツ情報を発信し、テレビ・ラジオ・webメディアなどでも活躍中。