ファストフードのフライドポテト食べ比べ!意外なアレがベスト!?
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
今週は、「生活はフライドポテトでアガる⤴︎⤴︎」と題して、毎日、美味しくてタメになるフライドポテトの生活情報をたっぷりお届けしています。今回はフライドポテトといえば!ということでファーストフード店。実は店舗ごとに太さ、食感、味わいが大きく異なりました。8つの有名チェーンのフライドポテトを徹底食べ比べした結果をお届けします。
スタンダードの王者「マクドナルド 」
1971年から販売されているマクドナルド マックフライポテト。マックフライポテトの原料となるじゃがいもは、“外はカリッと、中はホクホク”となるよう数ある品種の中から厳選して使用。
太さ: 直径約1cm未満の細いシューストリングタイプ
長さ: 約10cm
特徴: 外はカリッと、中はホクホク
原料: 最大30cmにもなる厳選じゃがいもを高速スライサーでカット
価格: Mサイズ単品税込330円~(地域により異なる)
感想:「塩味が強く、単品でも十分美味しく食べられる「マックのポテトは目をつぶっても分かる」
しっとりホクホク派「モスバーガー」
原料じゃがいもの選定は厳しい自主規格を定め、水分の比重・大きさ・キズ・いたみを充分に確認し、厳選されたもののみを使用。「生命の塩」と呼ばれるパタゴニア・ソルトを使っている。
太さ: 約1cm(マックより太め)
長さ: 約8cm(マックより短め)
特徴: 「ホクホクしているのにしっとりしている」という不思議な食感
原料: 水分の比重、大きさ、傷、痛みを十分確認した厳選じゃがいも
価格: Mサイズ単品税込330円
感想「マック: Mサイズ単品330円より塩味が優しい」
ハンバーガーの引き立て役「ゼッテリア」
ロッテリアが展開する「絶品バーガー」がある店舗のフレンチフライポテト。
太さ: マクドナルドと同等の細さ
特徴: マックより色が濃い
価格: Mサイズ単品税込320円(マックより10円安い)
感想「塩味はマックより控えめ」「 単品で食べるより、ハンバーガーと一緒に食べるのに最適」
皮付きの実力者「ウェンディーズ・ファーストキッチン」
「ウェンディーズ·ファーストキッチン」は、アメリカ発のハンバーガーチェーン「Wendy‘s」と日本生まれのハンバーガー&パスタチェーン「FirstKitchen」がコラボレーションした業態。ポテトは、「フレーバーポテト」ということで、いろんな味があるが、今回は「プレーン(塩)」味を試食。
太さ: 約1cm(モスより少し細め)
特徴: 端っこに皮がついている
味わい: コンソメチックな出汁のような味わいがある
価格: Mサイズ単品税込380円
ポイント:全体に皮があるのではなく、頭とお尻の部分だけに皮があり、苦みが出ないように工夫されている点
感想: 「これは美味しい」「皆さん行ってください!」
芋感最強の太ポテト「ケンタッキーフライドチキン」
チキンで有名なケンタッキーのポテトも侮れません。
太さ: モスと同じくらいの約1cm
特徴: 芋の味が強く感じられる
販売歴: 1970年から販売
サイズ: S、L、ポテトボックスの3種類(Mサイズなし)
価格: Lサイズ単品税込430円
感想: 「太いため食べ応えがあり、重量感がしっかりある」「芋の青臭さも感じるほど、ふかしたお芋の味がする」
外カリ中ふわの不思議食感「バーガーキング」
太さ: マックより太く、ケンタッキーより細め
形状: まっすぐなタイプ
特徴: 皮も衣もないのに外側が熱く感じる不思議な食感
価格: Mサイズ税込330円
感想: ワッパーなどのしっかり味のバーガーとの相性が良く、ケチャップとも抜群!
圧倒的ボリュームのバスケット「コメダコーヒー」
喫茶店として知られるコメダのポテトは、他店とは一線を画すボリュームです。
太さ: 1.2~1.3cm(最も太い)
長さ: 9~10cm
提供方法: 赤いバスケットに入って提供
特徴: 1本のポテトに含まれる芋の量が圧倒的
価格: 単品税込530円~590円
感想: 「お芋が甘く感じられる」「パーティーサイズ」「子供がいる人におすすめ」
おかずになるコロコロポテト「サブウェイ」
形状が他と全く異なる一風変わったポテト。
形状: 長いものではなく、コロコロとした形(串切り、乱切り)
特徴: 衣をつけて揚げたような食感
価格: Mサイズ単品税込360円
感想: 「おかずとして食べられるレベル」「冷めてからもアレンジ料理に使える」「素材本来の美味しさを引き立てるナチュラルな味わい」 「芋の揚げたもの」という概念で言えば最高峰
フライドポテトは店舗によって全く異なる個性を持っています。
スーさん&山内アナ的には、「ウェンディーズファーストキッチン」、純粋に「芋」を楽しむなら「サブウェイ」が特におすすめとのこと。
あなたの好みに合うポテトを見つけてみてはいかがでしょうか?
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)