金運=黄色だけ? いいえ「赤い花」もアガるんです。仕事運もゲットするベストな置き場所
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋、止まらない物価高騰のせいか「金運が上がる花ってあるんかい?」という質問をお客様からもらう機会が増えました。
【笑う花には福来たる】
金運=黄色だけじゃござんせん
そうは言っても、お客様の中では「黄色かな、やっぱり」が会話の落とし所と思ってらっしゃる模様。
いやいやいや。ワタクシとしては「赤い花とのコラボ」を推したい!
今回は「パワー爆発! 赤い花のエネルギーで仕事も金運もアゲアゲ」の解説です。
赤い色で作業がはかどる
そもそも赤はお祝いの色であり、厄を祓う色。
古来より中国で赤は富や生命力を表すとされ、お祝いごとには金色と合わせて欠かせないお色です。
日本でも何かとお祝いの席には、赤飯や赤い盃、赤い花など魔除けや厄除けの力も兼ねた「赤い何か」が登場しますな。
赤い色の効果で活力があがれば、おのずと行動力もアップ! そうすると自然と仕事運もアゲアゲになるものでして、花屋仕事の中でも真っ赤な花束やアレンジを作ると「気分が上がって作業がはかどる〜」のです。
ワタクシのような疲れ切った老体にもその効果は絶大。「仕事運上昇=金運上昇」を実感いたします。
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「財布に赤はNG」は本当か?
「赤字」や「火の車」を連想させたり、はてまたお金に向かって「あっかんべー」をしているみたいだと、財布に「赤」は敬遠されがち。
ですが、循環良く身体をめぐる血液のように、赤のもつ強いエネルギーでお金の巡りが良くなるとも言われています。
「最近ちょっとお疲れ気味…」なんて人は、赤色の財布からエネルギーをもらうのも一つの手ですぞ。
面白すぎる占い師
ここでちょっとブレイク。
ワタクシには浮世離れした読書が趣味の愚兄がおります。
何事においても執着が無く、どこに出かけるにも文庫本を片手に財布も持たず、ポケットに入れた小銭だけでなんとか生きている自由人。
そんな兄に、若干の不安案件が発生し、お客さまからご紹介いただいた占い師さんをともに訪ねたことがあります。
占い師さんは、兄よりもワタクシが気になるらしく、「お清め」ビールを片手にワタクシに次々とアドバイスをくださいました。
「アンタ服の色はロイヤルブルーをセレクトせよ(一枚もございません)」
「アンタの下着の色が気に入らねぇ(見えんのかーい?)」
「アンタは花屋じゃなくてもうまくいく(生きてるだけでもありがてぇ)」
「アンタ前世は日本人じゃ無いから(だったら今世は顔だけでも外国人がよかったです)」etc…。
今も実践しているありがた~いお告げ
ツッコミどころ満載のアドバイスは面白すぎて大半を笑い飛ばしてしまいましたが、納得して今も実践しているのが「花屋の店先に真っ赤な花を目立つところに置け」というもの。
「お客様が店に思わず吸い込まれて循環良く、店も繁盛させてくれるからね。赤い花がアンタを守ってくれるよ」とのことでございました。
そんなオモシロ占い師さんの道場は、外もぐるりと美しい花を咲かせたさまざまな樹木に囲まれ、玄関もまるで溢れるように生花が飾ってあります。
「生花は縁起が良いだけじゃなくてそのものに力がある。その力は助けてもくれるし、守ってもくれるんだよ」
大半がオモシロ話の占い師さんでしたが、なるほど! も多いお告げでございました。
やっぱり「玄関」「トイレ」なのよ
赤い花の効果を実感したいのなら、やはり「玄関」と「トイレ」がオススメです。
玄関は幸運の入り口、トイレは家族の健康と金運を司ります。この2カ所は毎日お掃除するべき場所であり、加えて香りコントロールもマスト。
生花や造花であっても香りがするソープフラワーやアロマオイルを振りかけた造花などを、置きたいところでありますな。
風水によると、金運を呼び込む龍は赤くて丸いものに飛び込んでくる、と言われています。
そのため「金運を呼び込む玄関」には、赤くて丸い形、また花の顔が大きく目立つ花をセレクトするといいでしょう。
気軽に購入できるガーベラやカーネーションをアレンジしたり、ダリアやハイビスカスなどの鉢物を玄関の中や外に飾るのもいいですな。
金運関係なくとも気分が晴れて、元気になれますぞ。
トイレは厄除の赤い花一輪でもOK。家族の健康と金運を祈り、盛り塩と併せて気軽に無理なく続けられる範囲で始めましょう。
トイレはバカにできない、効果絶大な場所ですから、美しい生花や香りの良いアイテムで居心地の良い空間にすることが大切なのです。
赤い花のエネルギーがアナタに元気を幸せを運んでくれますように…遠いお空の向こうからお祈りしていますよ〜。
(斑目茂美/開運花師)