【グルメ】映えてかわいい!あるようでなかった「創作いなりずし」の『うまいなり』(飯塚市)
福岡県飯塚市鯰田(なまずだ)の国道200号バイパスの真下にあるピンクや黄色のカラフルな建物。表にはさまざまなアートなオブジェが置かれているので、「何だろう?お店?アトリエ?バー?」と不思議に思いながら、前を通った人も多いのではないでしょうか。
近づいてみると正面にはテイクアウト専用の小さなカウンター。ここは、週末限定でオープンしている「創作いなりずし」の店『うまいなり』です。まさかのピンクのフクロウでいなりずし。振り幅激しすぎ!
ショーケースにはカラフルな“おいなりさん”が並んでいます。一般的ないなりずしと違って、シャリの上に具材がこんもりと盛られているのが『うまいなり』の特徴。
ベーコンとニンニクで炒めたペペロン風の「ひじき」(130円)。女性に大人気のしば漬けがのった「クリームチーズ」(150円)。レッドキャベツのラペを使った「えび」(150円)は、ぜいたくにもキャビアのせ!洋風にアレンジしたものを中心に14種類を展開しています。
「ワインと合ういなりずしを作りたいと思ったんです」と話すのは、創作いなりずしを手掛ける店主の其田寿枝(そのだひさえ)さん。バラエティー豊かなラインナップで、週末のホームパーティーに重宝しそう!私もいただきましたが、お酒に合うのは間違いありません♪
もともと民生委員の活動をしていた寿枝さん。見守り活動の中で、高齢者がコンビニなどの総菜弁当を数回に分けて食べるという話を聞いたのが、いなりずしを作るきっかけになったそうです。
「普通のおいなりさんに比べて小さめでしょう?1回で食べきれるように小ぶりで提供しているんです」。おかず代わりに栄養のある具材を乗せた、理にかなった「創作いなりずし」。寿枝さんの地元の人たちへの思いが一つひとつに込められています。
「創作いなりずし」は海外では普及していて、その国によってアレンジはさまざま。筆者も韓国在住の頃によく食べていたことを思い出しました。食の多様化が進む昨今、「創作いなりずし」がもっと身近になればいいなぁ〜と思っています。
ちなみに店のアート作品は全て寿枝さんの夫・そのだ正治さんが手がけた作品。飯塚市で活躍する有名な芸術家です。(以前、KBC「ふるさとWish飯塚市」でもご紹介https://kbc.co.jp/wish/article/33727/)
「創作いなりずし」と一緒に正治さんのアートも楽しんで見ていってくださいね。
『うまいなり』
福岡県飯塚市鯰田2299-5マサジアート1F
0948-23-6796
繋がらない場合0948-29-4877(マサジアートギャラリー)
土日祝11:00〜15:00(なくなり次第閉店)
平日は予約販売→電話または公式LINE https://lin.ee/VznuSYO
不定休
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