「かつての600形」再現やデビュー当時の「ツイングル号」ヘッドマーク掲出も 久里浜工場に600形が集う「京急 楽・宴ツアー」12月開催へ
京急アドエンタープライズ(横浜市西区)は、京急 楽・宴ツアー第27弾として「600形大集合撮影会!」を開催。実施日は2024年12月7日(土)です。
1994年に営業運転を開始し、今年デビュー30周年を迎えた600形。都営地下鉄浅草線などへの乗り入れを想定した車両で、車体はアルミ合金製。登場時はオールクロスシートでしたが、扉間のロングシート化や車体更新工事を経て現在の姿に落ち着きました。2024年11月現在は8両編成8本、4両編成6本の88両が在籍しています。
本ツアーはそんな600形を久里浜工場に集め、心行くまで撮影してもらうという内容です。
かつての600形を再現
ツアーでは現在運行している車両だけでなく、現行の車体前面にフィルムシートを貼り付けることで「かつての600形」も再現します。
目玉となるのは登場当初の前面窓下のワイパーカバーがグレー(イロンデルグレー)の600形や、カモメのシンボルマークと「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」のロゴが入った600形606編成「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」。ただし、行先表示幕や種別幕のLED電灯、スカートは現行の車両と同様とのこと。
ツイングル号のヘッドマークを再現掲出
1994年にデビューした京急600形は、混雑緩和と座席の快適性向上を図り、運転台からの操作で2人掛けと1人掛けが転換する可動式座席「ツイングルシート」を採用していました。デビュー時の愛称「ツイングル号」はこれに由来するものです。本ツアーでは、この「ツイングル号」のヘッドマーク再現掲出も行います。
募集人数は100名、料金は18,500円で、大人・子供同額。2024年11月16日(土)10時~11月25日(月)17時まで、先着順で募集を行います。申込は京急 楽・宴ツアーホームページから。
(画像:京急アドエンタープライズ)