初夏の「談山神社」にて秘仏「足の観音様」特別公開
初夏の「談山神社」にて秘仏「足の観音様」特別公開
奈良県桜井市の『談山神社(たんざんじんじゃ)』にて、2024年6月1日(土)~7月31日(水)の期間、足腰の病に霊験あらたかな秘仏・談峯如意輪観音菩薩坐像(だんぽうにょいりんかんのんぼさつざぞう)が特別公開される。
談峯如意輪観音菩薩坐像(だんぽうにょいりんかんのんぼさつざぞう)とは
談峯如意輪観音菩薩坐像は、談山神社の御祭神である藤原鎌足の長男定恵和尚が唐から持ち帰ったとされ、明治時代に神仏分離令で「妙楽寺」が「談山神社」に変わった歴史の中で、談山神社に唯一残った観音像でもある。
両の足裏を合わせるように座る観音様の足の甲には、怪我をした人の身代わりになってできた傷があり、足腰健脚の御利益があるとされる。
6月第4日曜日にあたる23日には、長谷寺の僧を迎え、神仏習合の祭典である観音講まつりが行われる。毎年祭典のある6月と7月は特別開帳され、秘仏を間近で拝むことかできる。
足腰は大事!「足の観音様」に足腰健脚を祈願しよう。
新緑の初夏の談山神社でパワー充電!
例年、秘仏公開とあわせて楽しみにしている人も多い談山神社の「あじさい」だが、今年は鹿害であまり観賞できないとのこと。
非常に残念だが、初夏の談山神社は標高が高いため涼しく、新緑に包まれる十三重塔や神廟拝所が見られるなど、清々しい空気に満ちている。
本格的な夏に向けて、パワーを充電しに行こう。