【富山駅近】昆布〆軍艦、昆布ガリ…富山ならではの趣向を楽しむご当地グルメ回転寿司【廻転 とやま鮨】
富山観光の玄関口となる富山駅。周辺には商業施設や飲食店が軒を連ね、土産物や特産品の販売をはじめ、富山のおいしいグルメを味わえる店も多くあります。
とりわけ県外からの観光客に人気なのが、富山湾でとれる新鮮な魚介を使った寿司。特に高級店よりも気軽に楽しめる駅近の回転寿司店は、ランチや夕食のピーク時はもちろん、それ以外の時間でも行列ができるほどの人気ぶりです。
今回はその中から、富山ならではの趣向を凝らした寿司と地酒を一緒に堪能できる「廻転とやま鮨」を紹介します。
富山駅から徒歩2分! 常に行列ができるご当地回転寿司
「廻転 とやま鮨」の富山駅前店があるのは、駅南口を出て徒歩2分の場所。
富山県内に4店舗、東京・銀座にも1店舗を構えますが、富山駅前店は常に観光客らが行列をつくる人気店です。
組子細工の欄間や間接照明など、高級感ある店内は、おひとり様でも気軽に座れるカウンター席とテーブル席があります。
席に座ったらまずチェックしたいのが、「本日のおすすめ」。
シロエビやベニズワイガニの水揚げが盛んな新湊漁港で仕入れた魚を中心に、店主が厳選した一押しのネタが並びます。
店主厳選の富山湾の魚と利酒師おすすめの酒
この日のおすすめは、カワハギの仲間の「あんかん(ウスバハギ)」や「ノドグロ」、ブリの幼魚の「フクラギ(イナダ)」など。
富山湾の味覚といえば冬の寒ブリが有名ですが、その幼魚のフクラギなんて…と侮るなかれ。魚種が豊富で漁場が近いことから、“天然の生簀”とも言われる富山湾。鮮度が抜群で、幼魚ながら旨みも強く、適度に甘みのある脂を堪能できます。
他の県ではなかなか食べることができない「ばい貝」のにぎりもおすすめ。
歯ごたえがしっかりしてコリコリとした身は、噛むほどに心地よく、癖になる逸品です。
昆布好きな富山ならではの趣向を凝らした寿司やガリ
「とやま鮨」を訪れたなら味わいたいのが、昆布の旨みを活かしたこだわりメニュー。
富山市は昆布の消費額が毎年のように全国1位。昆布好きの県民性で知られます。
北前船の寄港地であることから、北海道からもたらされた昆布を使って魚などを保存、おいしく食べる知恵として根付いたのが、昆布締め。食材を昆布で包んで寝かせることで、余分な水分を昆布が吸い取ってくれて身が締まり、逆にグルタミン酸などの昆布の旨みが食材へと移り、おいしさが増します。
昆布〆いくらを白板昆布で巻いた名物「いくら昆布〆軍艦」
名物の「いくら昆布〆軍艦」は、北海道産の昆布で巻いた軍艦の中に、昆布〆にした自家製いくらをたっぷりと盛った寿司。
いくらが口の中ではじけるたびに、深みのある濃厚な味わいが広がります。
実はこの「いくら昆布〆軍艦」、国内外5000店舗以上の回転寿司を巡ってきた、回転寿司評論家の米川伸生さんが激推しメニュー。他の店ではなかなか味わえない、富山ならではの趣向を凝らした寿司です。
厳選した2種類の昆布で仕込み! 土産としても人気な昆布ガリ
そしてもうひとつ、昆布を使った人気のグルメが「昆布ガリ」。
普通のガリとは、ちょっと違うのがわかりますか?
厳選した2種類の昆布と白ごまを混ぜ合わせた「とやま鮨」特製のガリで、ピリッと甘辛い味わいのなかに昆布の風味が加わり、深みのあるおいしさです。寿司の口直しとしてはもちろん、地酒のつまみにもおすすめ。通信販売でも人気の商品ですが、店頭では無料で食べることができます。寿司も酒も一層おいしく味わえる特製ガリです。
寿司によく合う日本酒も20種超を常備
日本有数の米どころであり、ミネラルを豊富に含んだ伏流水がおいしいとされる富山。
当然、日本酒造りも盛んで、辛口淡麗なものからフルーティーで芳醇なものまで、富山にはさまざまな地酒がそろっています。
寿司や海鮮と一緒に地酒を楽しんでもらいたいと、「廻転 とやま鮨」には常時20を超える日本酒を揃えています。
白身魚や甘エビなど淡白な味わいのネタにおすすめの地酒は?
いくら昆布〆軍艦に合うのは?
富山のうまい米と水で丹精込めて造られた地酒と寿司のマリアージュを堪能して下さい。
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2024年10月11日放送
記事編集:nan-nan編集部
【廻転 とやま鮨 富山駅前店】
住所 富山県富山市桜町1-4-9 1F
営業時間 11:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日 年中無休