「手に持ってがぶっ」が大正解すぎた!ふわっふわロールケーキ&とろっと濃厚プリン堪能【札幌】
清田区平岡にある洋菓子店『Pâtisserie PROUST(パティスリー プルースト)』。2月21日のオープン当初から「ロールケーキがふわふわで美味しい」と話題になっています。
道南の駒ヶ岳牛乳を使用したプリンや、素材のよさを引き出す焼き菓子など、手土産にもぴったりなスイーツの魅力をお聞きしてきました。
「生地と相性抜群すぎる」生クリーム&カスタード&あんこ
お店の看板メニューは、1本売りのロールケーキ『プルーストロール(1,850円 税込)』です。
ふわふわでしっとりした生地は「もう1口、もう1口」と、どんどん食べ進めたくなる軽やかな食感でした。
贅沢なのにどこか懐かしさを感じるスイーツで、甘さ控えめの生クリームに、カスタードやあんこの風味がいいアクセント。
あんこにはアクセントにゲランドの塩を使用しているという事で、甘みとほんのりとした塩味が生地との相性も抜群でした。
「好きなサイズで、好きな量を楽しんでほしい」という1本売りのロールケーキは、「手に持ってがぶっと」食べるのがおすすめだそうです。
パティシエ エス コヤマで18年修行を積んだオーナーシェフの永井さんは、“北海道らしさを出したい”というこだわりのもと「ただ道産素材を使うのではなく、美味しいものを1から探して、お菓子に詰め込みました」と話します。
道産の香り高い小麦粉を使用し、道南の駒ヶ岳牛乳や十勝産の小豆など、「お菓子が作りたくなる」素材で試作を繰り返したんだそうです。
「おかわり!」って言いたくなる濃厚プリン
永井さんがこだわる素材のひとつ、牛乳を最大限生かしたのが『駒ヶ岳牛乳ぷりん (400円 税込)』です。
とろ〜りと軽いくちどけですが、牛乳本来の美味しさをしっかりと感じるプリン。牛乳を最大限に活かすため、固める要素でもある卵が少なくギリギリを攻めての微調整に苦労したんだそうです。
甘すぎず軽やかな食べ応えなので、思わず「おかわり!」と言いたくなる「牛乳が主役のプリン」でした。
道外で修業を積んでいた永井さんは「新鮮なままの牛乳が手に入るので、生産者の方の意向を最大限お菓子に生かせて、輸送した時の温度変化の影響が少ないのが強みだと思います。」と話します。
北海道にいるだけじゃわからなかった、北海道素材の本当の美味しさ、本当の魅力を改めてお菓子にして発信したいと思ったんだそうです。
1つ1つ食感や風味の違いが楽しめる焼き菓子も
プルーストでは、フィナンシェなどの焼き菓子もたくさんの種類から選べます。
「色んな種類を味わってもらいたい」というフィナンシェやクッキーは、はっきりと味わいや風味、食感の違いが出せるように作っているんだそうです。
アーモンドやマカダミアナッツなどのトッピングを大きめにカットすることで、1つ1つの違いが楽しめるお菓子にしているんだとか。
手土産やプレゼントにうれしいギフトボックスも販売していましたよ。
4月からアイスも!アメリカンアイスとジェラートどっちも選べる
4月からアイスもスタートする予定で、アメリカンアイスクリーム8種類と、イタリアンジェラート8種類の全16種類から選べるんだそうです。
「パティシエならではのトッピングや、駒ヶ岳牛乳を使ったミルク、旬のフルーツを使用したメニューを予定しています」と永井さん。
濃厚でクリーミーな味わいのアイスも、軽やかでさっぱりとした仕上がりのジェラートも、どっちも選べるなんてうれしいですよね。
幼稚園からの幼馴染3人で共同経営
プルーストは、パティシエの永井さんと、幼稚園からの幼馴染である細川さん、加藤さんの3人で共同経営しているそうです。
細川さんは南区のジェラート店、レディーローマで15年働いていた経験を活かし、主にアイスメニューを担当。加藤さんは、ホテルでの接客や営業の経歴を生かし、販売や通信関連、プルーストの広報を担当しています。
20歳のときから「3人でお店をやろう」という計画を立て始め、それぞれの道で修業を積み、約20年越しに実現したのが「Pâtisserie PROUST」なんだそうです。
「パティスリーだけど、アイスまで?」と思った謎が解けて、今後の新メニューがますます楽しみになりました。
道産子オーナーたちが作る北海道らしさ溢れるスイーツを、ぜひ一度味わってみてくださいね。
Pâtisserie PROUST(パティスリー プルースト)
住所:札幌市清田区平岡3条4丁目3-27
営業時間:午前10時~午後6時
公式ホームページ:https://www.proust.co.jp/
instagram:@patisserie_proust
電話番号:011-802-7851
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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