eスポーツで地域を元気に!柏の葉eスポーツ研究会の挑戦【柏市】
昨年世界大会が開かれ、今年(※)はオリンピックが開催予定と、eスポーツが盛り上がっています。柏市で は、市民公益活動団体「柏の葉eスポーツ研究会」がその普及発展に努めています。
※編集部注:2年延期され2027年に開催されます。
eスポーツの普及と発展を目指して
eスポーツとは、ビデオゲームを使った「対戦」をスポーツ競技として捉えた「エレクトロニック・スポーツ」の略称。
年齢や性別、地域を問わずに参加でき、障害のある人も参加しやすいのが特徴です。
昨年サウジアラビアで世界大会が開かれ、2027年には史上初となるオリンピック・eスポーツ・ゲームズが開催予定と、世界的な広がりを見せています。
柏市民公益活動団体「柏の葉eスポーツ研究会」は、eスポーツのイベント開催を通して地域住民のコミュニケーション促進やeスポーツの普及発展に努めています。
設立のきっかけは、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)が主催する「Kサロン」という街づくりのための交流会。
eスポーツイベントのアイデアを出し合う日があり、そこに集まったメンバーで結成しました。
これまでの主な活動と今後の展望
設立当初は、いわゆる「テレビゲーム」を楽しむ体験会が中心だったものの、その後「eスポーツ」や「教育」の要素を取り入れ、体制も一新して活動範囲を拡大。
教育や福祉、コミュニティー育成に関するイベントを開催するまでに。
全国のeスポーツ関連団体とつながりができ、eスポーツが役に立ちそうな社会課題も見えつつあるそうです。
今後は自治体や企業とも連携して、その課題解決に取り組む予定とのこと。
「eスポーツは、攻略に必要な思考力や多種多様な人とのコミュニケーション力などが養われ、デジタルテクノロジーやソリューションの知識、経験が自然と身に付きます」と話すのは、同会代表の寺口和夫さん。
「eスポーツが授業で扱われていたり、部活として認められている学校もあり、全国大会も開催されています。また、企業では社員のコミュニケーション力増強に活用されています。選手や専門家として働く場も整いつつあります。オリンピックで活躍する若者がたくさん出てきてほしいですね」と語ってくれました。
公式ホームページ/https://kashiwanoha-e.studio.site/
公式X(エックス) /https://x.com/kswnh_esports