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世界に誇る環境再生!コウノトリが住む豊岡の『コウノトリの郷公園』で大自然を学ぶ! 豊岡市

Kiss

豊岡市にある県立『コウノトリの郷公園』で、野生化復帰の歴史について易しく楽しく学んできました。大迫力の天然記念物・コウノトリも住める町・豊岡の魅力を、たっぷりとご紹介します♪

公開ゾーンからもドーム型ケージを見ることができます。

コウノトリの郷公園には、コウノトリたちを間近で観察できる「観察エリア(公開ゾーン)」と、普段は立ち入りできない「飼育エリア(非公開ゾーン)」があります。公開ゾーンには『コウノトリ文化館』があり、入場料も駐車場も無料!(文化館では、協力金として100円のお願いがあります)さらに、非公開ゾーンを特別に見学できるガイドツアーや、餌やりイベントは、なんと年にたった3回ずつ!

読者の方にぜひ興味を持っていただきたい!!!兵庫が誇る天然記念物が間近で見られます♪

この激レアな限定プログラムは、毎回プレミアムな体験になること間違いなしです!

お互い怖がりあってるけれど最大の至近距離。 驚かせないように静かに作業をしますが、心の中は大興奮です!

今回は特別に、普段は立ち入れない飼育ゾーンに入らせてもらい、餌やり体験をしてきました!天然記念物のコウノトリと、わずか4mほどの至近距離で向き合えるのは、この限定イベントだけ♪大人でも思わず童心に返ってしまう、ドキドキの体験です。どんな作業をするのかは、参加した人だけのお楽しみ…(笑)。

文化館とこうのとりの郷公園、それぞれにイベントがあります♪

続いては『コウノトリ文化館』。こちらは毎週のように無料のイベントもたくさん企画されています。館内には無料wifiがあり、長居もできます。

日本各地の天然記念物の分布模型が分かりやすい
記者が一文化館の中で一番ハマったゾーンがここです(笑)。解りやす過ぎる~(笑)

文化館ではコウノトリだけではなく、自然や生き物、きのこの事などがわかりやすく学べます。

今年はへび年ですね♪
たくさんの標本も身近に見ることができます!
どんぐりの木もたくさん!広葉樹のなかでも落葉と常緑とわかれてるなど、知らないことがいっぱい!

なぜ、コウノトリ文化館にこのようないろんな生体の事が展示されているのでしょうか?

コウノトリ文化館の館内MAPより

答えはマップ10:ビオトープにあります。「ビオトープ」は、ドイツ語のBIO(ビオ:生きもの)とTOP(トープ:場所)を表す造語で、「生きものの暮らす場所」という意味です。

豊岡には至る所にビオトープがたくさんあります

コウノトリはたくさんの餌を必要とします。そして田んぼも大事な餌場(ビオトープ)であり、豊岡は地域をあげてコウノトリが住める環境を作り、今も継続しています。

野生復帰から20年、コウノトリの暮らしを支える場所を維持し続けているところが豊岡のすごすぎるところなのです。

主任飼育員の吉沢さん(右)と広報の衛藤さん(左)

2000年から飼育員をされてる吉沢さんに、『コウノトリの郷公園』の魅力についてお話を伺いました。「豊岡の野生復帰の歴史ですね」と、にこやかに語る吉沢さん。「人里でコウノトリが生きていける環境は、世界でも類を見ません。実際に目で見て、コウノトリの大きさや羽根の美しさを体感してもらえば」と、誇らしげな表情を見せてくれました。

さらに、衛藤さんもこう続けます。「まだまだ知られていないコウノトリの郷公園の魅力や私たちの取り組みには、大きな意義があります。それをできるだけ、わかりやすく、親しみを持って伝えていくことが僕たちの使命だと思っています」。

大阪からお越しのさくらさんの夢はコウノトリをみられる豊岡に移住することです♪

この時期、豊岡では、ヒナのために餌を集めるコウノトリたちの姿が日常にあります。そんな豊かな環境が、世界で唯一なんだと誇らしく感じました。あなたもぜひ、豊岡の“当たり前”を体感しに来てくださいね♪


場所
兵庫県立コウノトリの郷公園
(豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128)

開園時間
9:00~17:00

休館日
月曜日(祝日・振替休日に当たる場合は、その翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)

無料ガイドウォーク (公開ゾーン)
5月3日、17日、31日
6月以降も土曜日の特定日に開催

特別ガイドウォーク (非公開ゾーン)
5月4日、8月3日、9月21日の午前と午後の2部ずつ(年3回)

コウノトリの餌やり体験(非公開ゾーン)
7月26日(小学生以上のお子様のみ)、9月21日(一般の方)(年3回。5月5日回は定員に達しました)

参加申し込み ・問い合わせ
兵庫県立コウノトリの郷公園
TEL 0796-23-5666
メール regist@satokouen.jp

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