きょうだいゲンカ、よくあるのは順番を巡る争い！？
●【1月31日は五つ子誕生の日】鹿児島で2男３女が誕生！
1976年（昭和51年）1月31日、鹿児島県の鹿児島市立病院で五つ子が誕生しました。山下さんご夫妻の間に生まれた2人の男の子と3人の女の子について、出生時お母さんは「普通のお子さんよりかなり小さいと覚悟はしていましたが、あんなに小さいとは思わなかったとコメント。そんな五つ子は6歳のときに小学校入学の様子がテレビで放送され、元気に成長した姿を見せてくれたそうです。
「どっちの足がよりクサいか」でケンカに！
1976年に生まれた五つ子ちゃんも今や親世代。5人の子どもを一度に育てることの苦労は想像にあまりありますね。5人とも同い年ということで「きょうだいゲンカ」もあったのではないでしょうか。
口コミサイト『ウィメンズパーク』のママたちも、複数の子どもを育てていると多くの家庭が「きょうだいゲンカ」に悩むことに……。
「小学5年と2年の姉弟です。1日何回ケンカするのよ！！ってぐらい多い。大体のパターンは弟がいらんことして姉が怒る。姉もすぐ突っかかる。といった感じです」
「ウチは次女11歳と三女9歳ですが…歳が近いせいか、とにかく言い争いが多いです。一番多いのはタブレットの取り合いかな。時間を決めて順番にと言っているのですが、片方が守れなかったり、こっそりやったりしてるみたいです」
「兄・3歳3ヶ月、弟・1歳10ヶ月。毎日ほぼケンカしてます。主な流れは、『兄が遊んでいたおもちゃを弟が触る→兄が取り返すと同時にパンチをくらわす→弟が泣く』。もしくは、『弟が遊びのつもりでニヤニヤしながら兄を叩いたりちょっかいを出す→倍返しにあう→弟が泣く』」
年の差がある程度離れてるほうが上の子が譲ってケンカが起きないかと思えば、そういうわけではないようです。
「上小学2年生、下3歳で5つはなれてます。なのに何かにつけて、上の子が『あっちいけ！』だの『さわるな！』だの仲良く遊ぼうという気持ちがまったくないんです」
「うちは4学年差で月齢差は3歳1ヶ月。時々上の子がきつくなり限界を感じるので『もう今日は一緒に遊ぶのはやめようね。別々のことをしなさい』と子ども2人に言っています」
いずれも原因はささいなことなんですよね。
思わず笑ってしまうようなケンカの原因も。
「『大きいハンバーグはオレのだ！』という、低レベルな兄弟ゲンカ … あぁ、ウルサイ。っていうか、同じ大きさにしか見えないんだけどなー。昨日は、外から帰ってきて、どっちが先にトイレに行くかで大ゲンカ ！2階にもトイレあるんだけど、1階のトイレ争奪戦。… やっぱりくだらない！」
「弟『◯◯（兄）の足が臭いー！おぇー！』
兄『△△（弟）の方が臭いって！おぇー！』
弟『ちがう～！◯◯のがくさいんだってー！』
兄『おぇ～！くっさー！おぇー！』
母『くだらねー！どっちも臭いっつーの！』」
「4歳息子と2歳娘。チャイルドシート、どっちがどれに乗るかでケンカ（どちらも同じ型のジョイトリップ）。どっちが先に車に乗るかでケンカ。これ毎日です…はぁ…どっちでもいい…」
「外食した時どちらが私の隣に座るかでケンカ。ちなみに小5息子と小1娘です(笑)」
きっかけがしょうもないことでも、目にする親はうんざり……。
親はどう対処するのがいいのでしょうか。
「うちは大体、下の子が仕掛けます。で、上が譲らずにケンカになるパターン。私から見れば、『別にどっちが先に行こうが、どっちだって良いじゃん。上の子が譲れば、丸く収まるのに･･･』と思います。でも、上には上の意地もある。なので、仕掛けたほうを叱ります」
「7歳と5歳の兄弟ですが、毎日ケンカしてます。でもそれこそが兄弟の良さだと思うんです。我が家では手は出さないというルールを守れば基本的には傍観です。思い切りぶつかれるのって兄弟だけですから、相手の反応を勉強するいいチャンスかなと。ただ怒りをぶつけるより相手にも利益を提示したほうが円満に事が進むという要領の良さや、ここがまずかったと自分を省みる冷静さ、これからの人付き合いで役に立つ要素がたくさん学べます」
「きょうだいゲンカ」から人づきあいを学んでいってほしい！ 大人になってからはケンカせず仲のいいきょうだいであってほしいですね。
（文・古川はる香）
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』（2022年1月末まで）の投稿からの抜粋です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
