【山本被服】J3アスルクラロ沼津の移動着から病院の術後衣まで!衣服で地域を盛り上げたい!
日本最古のデニムを作った!?
町の中央に柿田川公園を有する清水町は、温暖な気候に恵まれた緑と清流の美しい町です。今回はそんな清水町にある会社の取り組みを紹介します。
創業101年目の山本被服。1000種類以上の作業服や制服を製造していて、
他にも、患者さんが着る術後衣も作っています。
前方と左右がマジックテープとなっており開け閉めがしやすく、機器を入れるポケットがあるなど、使いやすい工夫が施されています。製造したきっかけは利用者の声でした。
山本被服 営業課長 富所勢さん:看護師さんからこういう形のものが欲しいという意見があり、試作を重ね完成しました。
地域とのつながりを大切にしている山本被服は、清水町を拠点とした製造を続けます。
山本被服 山本陵 社長:困っている方々との接点として工場があるのは非常にありがたい。地元の方にもっと知ってもらって、お困り事や現場の悩みを解決したいです。
サッカーのスタジアムでは、J3・アスルクラロ沼津の選手が移動着として、山本被服のデニムを着用。
山本被服が作ったこのデニム、実は「日本最古」のデニムなんです。
1926年から酪農家向けの作業服として販売し、戦後製造を中止していましたが2021年に復刻。アスルクラロ沼津の選手たちが移動着として着ることにもなりました。
サポーターも選手と同じモデルを着用し、スタジアムを盛り上げています。
アスルクラロ沼津 染矢一樹 選手:ピッチ内外で盛り上げ、デニムを着用し、一緒に盛り上げていきたいです。
これからも、様々な取り組みを通して地域を盛り上げます。
■山本被服
住所:清水町卸団地163
電話:055-971-5533
(2024年8月17日放送)