『ゴジラxコング』続編にベテラン俳優マシュー・モディーン参戦、人間ドラマパート強化へ
モンスター・ヴァース映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』の続編となるタイトル未定の新作映画に、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)や(2023)などで知られるマシュー・モディーンが出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
によると、続編は引き続きゴジラとコングをメインとする物語ではあるものの、製作のレジェンダリー・エンターテインメントには、人間のキャラクターを強化したいという意向があるという。ベテラン俳優であるモディーンの追加出演は、ドラマ部分により厚みが加わることになりそうだ。
現時点で、モディーンが演じるキャラクターの詳細は明かされていない。この続編には、『ゴジラxコング 新たなる帝国』でアロハシャツの獣医トラッパー役を演じたダン・スティーヴンスが復帰。新キャストとして、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021)などのケイトリン・デヴァー、『フェラーリ』(2023)のジャック・オコンネル、『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』(2021)のデルロイ・リンドーが加わる。
『ゴジラvsコング』(2021)と『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)のアダム・ウィンガード監督は復帰せず、SF映画『アイ・アム・マザー』(2019)で長編映画デビューを飾った新鋭グラント・スピュートリが監督のバトンを引き継ぐ。脚本を務めるのは、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデヴィッド・キャラハム。
モディーンは80年代、『ベイビー・イッツ・ユー』(1983)『ビジョン・クエスト/青春の賭け』(1985)などの青春映画やロマンチック・コメディ映画に数多く出演し、アイドル的な人気を博した。90年代は戦争映画『パシフィック・ハイツ』(1990)、ロバート・アルトマン監督のカルト的な群像劇『ショート・カッツ』(1993)などに出演して新境地を開拓。その他にも『スティーブ・ジョブズ』(2013)『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)といった幅広いジャンル作品に出演して活躍中だ。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)の続編映画は、2027年3月26日に米国公開予定。
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