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全長192cmの大迫力!大人が作る本気のビー玉コースターが驚きの完成度

おたくま経済新聞

ビー玉コースターの全体像

 宮城県仙台市を拠点に、ダンボールを用いた「ビー玉コースター」づくりを中心とした活動を行うビー玉フレンドさんが、およそ1年4か月ぶりとなる新作を公開しました。

 「Towering Marble Run」と名付けられた作品は、幾通りものコースが上下左右に行きかう複雑な作りが印象的。Xに投稿された写真を見るだけでも、心の中の男児がワクワクしっぱなしです……!

【「ループ」と「螺旋」を多用】

 Xはもとより、YouTubeにも多くのファンを持つビー玉フレンドさん。この1年あまりはいわゆる「ピタゴラ装置」の制作に励んでおり、久しぶりのビー玉コースター制作となった際、チャンネル視聴者に「待った甲斐があった」と思ってもらえるような作品にしたいという思いから、この複雑な迷路のような作品が生まれたとのこと。

 テーマを「組み立て式」、ギミックは「ループ」と「螺旋」を多用することとし、全体像をイメージしたのち制作開始。これだけ複雑な構造ながら、なんと設計図は一切作っていないそうで、頭の中で完成図に近付ける形で、思いつくままランダムに作っているのだそうです。まさにビー玉フレンドさんだからこそ成せる離れ業でしょう。

 中でも特にこだわったと語るのは「緩急」について。ループと螺旋というスピードの出やすいギミックを多用しているので、スローなギミックや減速させる技を駆使して緩急のあるコースになるよう心掛けたとのこと。

 また、工夫したと語るのは、各ループの出口。かなりスピードが乗っているビー玉がコースから飛び出さないよう様々な工夫を施したそうで、「特に2回転ループや3連ループの出口の捻じり方は見どころのひとつ」と、こうした要素も作品の複雑な構造に一役買っているようです。

 こうして完成した全長192cmに及ぶ超大作は、その他にもビー玉がゆっくりと下るギミックや、ゴールでビー玉がきれいに色分けされるなど、見どころが満載。YouTubeにアップされた動画は、組み立てシーンから色別にゴールするまで12分弱という長めの動画ですが、つい時が経つのを忘れて見入ってしまいます。

 その出来栄えについては、ビー玉フレンドさん本人も「編集で散々見ているのに自分でも完成した動画を何度も見返すほど満足しています」と太鼓判。

 動画を見た方からも絶賛の声が続々寄せられ、「コースやギミックを考えたり不具合を修正したりするのは大変でしたが、視聴者の方のコメントを読むことで全ての苦労は吹き飛びました!」と、喜びの気持ちを述べました。

 1年4か月ぶりの新作は、まさに大成功といったところでしょう。ビー玉フレンドさんの今後の活動にも注目です。

<記事化協力>
ビー玉フレンドさん(@BdamaFriend)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025060101.html

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