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北九州市立美術館で「大コレクション展」開催 ルノワール・モネ・草間彌生らの作品約200点【北九州市戸畑区】

北九州ノコト

(アイキャッチ画像:北九州市立美術館)

北九州市立美術館本館(北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1)は、開館50周年を記念して「大コレクション展―あの時、この場所で。―を開催します。期間は9月7日~11月10日まで。

半世紀にわたるコレクション収集のあゆみを約200点から紐解く

美術館の歴史はすなわちコレクション形成の歴史。1974年11月3日、北九州市立美術館は西日本における大規模な公立美術館のさきがけとして開館しました。

同館は1974年の開館よりも昔に、前身である八幡市美術工芸館のコレクションを引き継ぎ、さらに近現代美術を主とした収集を続けています。これまでに約8000点の美術作品を収集・保存し、それらの研究成果として、数々の展覧会を企画開催してきました。

「大コレクション展―あの時、この場所で。―」は開館50周年を記念して、半世紀にわたるコレクション収集のあゆみを体系的に振り返るもの。当館のコレクションがどのような経緯のもとで形づくられ、どのような特徴をもつのか、選りすぐりの約200点から紐解きます。

美術館のコレクションのあゆみは、美術館を訪れた人々の、作品との出合いの記憶の集積でもあります。「あの時、この場所で」出合った作品との再会、そして新たな出会いから、北九州市立美術館のコレクションの魅力を改めて感じる機会です。

館長による記念講演やアーティストによるワークショップも

(画像はイメージ<写真AC提供>)

9月7日には、北九州市立美術館館長の後小路雅弘さんによる「記念講演会」が開催。9月14日に行われる開館50周年記念シンポジウム「山の上の美術館サミット」では、全国の山の上・丘の上に位置する美術館の館員5人が登壇し、今後の美術館のあり方について展望を語り合います。聴講無料です。

また、鉄の彫刻家・村岡三郎氏によって寄贈された作品の内部を日時限定で公開する「《鉄の墳墓》特別公開」、アーティスト中島佑太氏によるワークショップ、学芸員が独自の着眼点で、推し作品や注目ポイントを紹介する「ピンポイント・ギャラリートーク」などさまざまな関連イベントが開催されます。

イベントによっては参加に展覧会チケットや事前申し込みが必要となるため、注意が必要です。

さらに北九州市立美術館のホームページでは、コレクションのなかから選りすぐりの約240点の情報を検索・閲覧できるようになります。公開日は日本語版は9月7日~、英語版は11月3日~となっています。

展示内容や関連イベントについての詳細は北九州市立美術館ホームページで確認できます。

<「大コレクション展 ―あの時、この場所で。―」概要>
■会期/9月7日~11月10日
■開館時間/9:30~17:30(入館は17:00まで)
■観覧料/一般1500円、高大1100円、小中生900円
■休館日/月曜(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜が休館。)

※2024年8月11日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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