【麺沼めぬま】こだわりの自家製麺に”沼る”ラーメン店が大分市高城にオープン!
日本初のラーメンブームを起こした「淺草 來々軒」が創業したのは明治43年。
それから114年が経った今、全国には1万8000店以上のラーメン店が軒を連ね多様なラーメンを提供しています。
今回はそんな中から、お客さんのことを第一に考え毎日進化するラーメン店を目指し本日2024年8月10日(土)にグランドオープンを迎えた『麺沼めぬま』をご紹介します!
場所
『麺沼めぬま』が店を構えるのは、大分市高城。高城駅からは車で1分ほどです。
近くには、「亜李蘭別邸 高城店」や「ローソン大分高城新町店」があります。
↓高城駅方面
↓大分駅/亜李蘭別邸高城店/ローソン大分高城新町店方面
駐車場は店舗前に4台用意されています。
『麺沼めぬま』について
『麺沼めぬま』の店主は、埼玉県出身の高野智史(さとし)さん。(写真:中央)
大分県を世界一にすることを目標に掲げた会社「FIVEOITA」の代表も務めます。
温泉が大好きで、47都道府県の名湯・秘湯を巡ってきたのだと言う高野さんは、その中でも特に大分県の温泉と風土に惹かれ2023年に大分県へ移住しました。
そんな高野さんは2020年から3年間修行を積んできたのは、大阪府屈指の人気を誇るラーメン店「桐麺」。
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「桐麺」の店主・桐谷さんには、美味しいラーメンを作る技術だけではなく「店主の考えがラーメンに反映される」ことを学んだのだと言います。
『麺沼めぬま』では桐麺での経験を元に、お客さんのことを第一に考え、今の味に満足することなく毎日麺の粉の配合や水の量、スープの濃度を変え、味を探求し続けています。
店内の様子
『麺沼めぬま』の店内は明るく、おしゃれな空間で、今までラーメン店に1人で訪れたことがない人でも入りやすい雰囲気となっています。
席はカウンターに7席と、4人掛けのテーブルが2卓、計15席用意されています。
店舗奥にあるガラス窓からは、製麺所が見えるようになっています。
メニュー
『麺沼めぬま』のメニューは、鶏をベースにしたクリーミーで濃厚なこってりスープ「白湯(ぱいたん)」の「つけめん/ら〜めん(各1000円 ※麺大盛+150円)」と、濁りのない透明なスープが特徴のあっさりとした「清湯(ちんたん)」の「つけめん/ら〜めん(各900円 ※麺大盛+150円)」。
その他、サイドメニューとして「からあげ2ヶ(300円)や「チャーシュー丼(400円)」などがあります。
※写真は「白湯」。高野さん曰く、"鶏を食べているようなスープ"とのこと。プルプルで健康にも美容にも良さそうです。
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私がお邪魔したプレオープン時には、大分県出身の奥さんが手書きした素敵なメニュー表がありました。
北海道産小麦100%の自家製麺
「麺に沼るラーメン店にしたい」という思いで名付けられた『麺沼めぬま』最大の特徴は、やはり"麺"。
製麺機で作る自家製麺は、修行店である「桐麺」で使っていたものを中心に、北海道産の小麦6種類をブレンドしています。
小麦は、食物繊維豊富な石臼挽き全粒粉・ロイヤルストーンを始め、全て九州では『麺沼めぬま』の麺でしか使用されていません。
麺とスープが相乗効果を生む「清湯つけめん」
今回私は、あっさりとした「清湯つけめん(900円)」を頂いてきました!
つけ麺のつゆは、醤油ベースで鶏のあっさりしたスープと魚介スープをミックスしています。
つゆの中には、新鮮な水菜と、深い旨みを持った穂先メンマ、ぷるぷるな肉厚チャーシュー、ネギ。
特にこの厚切りジューシーなチャーシューは、豚肉好きの人にオススメ!
豚の脂が口の中でとろけます。「チャーシュー丼(400円)」にも使われているそうですよ。
器にもこだわりがあり、つゆが入ったものは保温性が高く手で持っても熱さを感じないもの。
麺の器は、国東市国見町の「陶房ふくなが」で制作された味わい深いものを使っています。
そして、北海道産小麦100%のストレート太麺は、コシが強くツルツルとした喉越し。
小麦の香りが強く、麺単体で食べても美味しいんです。
一見、あっさりとしたスープが負けてしまいそうなほどの個性を持った美味しい麺なのですが、少し酸味を持たせた濃いつゆにつけると…あら不思議。
寄り添うようなつゆが麺の美味しさを更に引き立て、麺もつゆと一緒に啜ることでつゆの旨みを倍増させているではありませんか。
…気がついたら、麺がなくなっていました。
私は食が細い方なのですが、食べ終わった頃には"もう一杯食べたい"と感じるほど麺に沼っていました。
店を訪れた方の声
私がお邪魔したプレオープン日、店主の高野さんと大阪で一緒に修行してきて、自身も大阪市でラーメン店「らーめん志高」を営む中山さん(写真:左)が開店を手伝いに来ていました。
『麺沼めぬま』のについて伺ってみると、「店に足を踏み入れた瞬間、おしゃれですごくいい店だと思った。厨房も、一緒に修行してきた"桐麺"に似ていて懐かしい。」という言葉が。
同じ店で腕を磨き、現在は自分のラーメン店を持つ2人。続けて、「ラーメンと向き合っていると、毎日発見がある。"美味しさ"には正解も終わりもない。店を持つ場所は違うが、これからもお互い切磋琢磨し、来てくれる方に感謝と愛を込めてラーメン作りを行なっていきたい。」と話してくれました。
またこの日は、高野さんたちの師匠で、現在兵庫県で店を営む「桐麺」店主・桐谷尚幸さんも、家族で応援に駆けつけていました。
こってり白湯のラーメンを啜った桐谷さんに味の感想を聞くと、「うまい!」と一言、最高の褒め言葉が。
私が店を後にするまで、更にラーメンを美味しくするためのアドバイスなど激励の意を込めた対話が続いていました。
昨日より美味しいものを作り続けるのだという店主・高野さん。
みなさんも『麺沼めぬま』で、ラーメンを愛する店主のこだわりが詰まった一杯と、麺の魅力に沼ってみませんか?