おりづるタワーのシンボル「おりづるの壁」 8年目にしてついに100万羽の折り鶴達成
広島市の観光スポット・おりづるタワーでは、来館者が折り鶴を投入する「おりづるの壁」がグランドオープンから8年目にして100万羽を達成し、記念セレモニーを開催しました。
人気観光スポットになったおりづるタワー
2016年に原爆ドームの隣に誕生した広島市のニュー観光スポット・おりづるタワー。屋上展望台からは平和記念公園などが一望でき、特に原爆ドームを上から見ることができるスポットとして注目を集めました。
しかし、広島を訪れる観光者向けの施設のため、当初広島市民からは「行ったことがない」という声を多く聞いていました。その後、様々な企画やイベントが開催されるなどおりづるタワーはその魅力を発信し続け、徐々に利用が促進されていき、今では広島市民も認める人気の観光スポットとなり、国内外から多くの観光客が訪れています。
100万羽達成セレモニー
12階にあるおりづる広場からは、来館者が折り鶴を投入できる「おりづるの壁」があります。高さ約50mから投入されるおりづるの壁は外観デザインの一部になっており、外からその様子を伺うことができます。
グランドオープンから8年目の2014年7月12日(金)、この日訪れた来館者によって、ついに100万羽達成を迎えました。そして、100万羽目を投入した来館者と一緒に記念セレモニーが実施されました。
おりづるタワーからは、「戦後100年を迎える2045年をひとつの目標として人々の[願い]を積み重ね、これからも広島の地より未来への希望を発信し続けます」とコメントされています。