福本莉子×ジェシーW主演の溺愛ロマンティックコメディ！甘くて危険な恋が始まる映画『お嬢と番犬くん』
2018年12月より講談社「別冊フレンド」で連載を開始した「お嬢と番犬くん」は、累計発行部数336万部（※2024年12月時点）を突破する大ヒットコミック。その人気コミックが福本莉子とジェシー（SixTONES）のＷ主演で待望の実写映画化！
本作の監督を務めるのは、演出力が高く評価されている小林啓一監督。『ももいろそらを』（12）で第24回東京国際映画祭、日本映画・ある視点部門で最優秀作品賞を受賞し、『恋は光』（22）では第44回ヨコハマ映画祭の作品賞・監督賞をダブル受賞した実力派監督が一咲と啓弥のロマンスにスパイスを効かせています。
3月14日（金）の公開に先駆け、映画『お嬢と番犬くん』の魅力をSASARU movie編集部がレポート！
『お嬢と番犬くん』の気になるストーリー
幼い頃に両親を失い、極道一家の組長である祖父に引き取られた瀬名垣一咲（福本莉子）は、「普通の高校生活」に憧れています。しかし、その願いは、若頭・宇藤啓弥（ジェシー）の裏口入学によって打ち砕かれることに…。年齢を偽り、一咲の「番犬」として現れた啓弥。過保護すぎる啓弥に戸惑いつつも、青春を満喫しようと奮闘する一咲ですが、転校生の田貫幹男（櫻井海音）の登場により一咲の恋と青春は激しく揺さぶられます。はたして一咲は「普通」を手にすることができるのか？極道一家の孫娘と、過保護な若頭が織りなす、波乱の溺愛ロマンティックコメディ！
大人で危険なアウトローの溺愛ぶりに沼る！原作未読でも楽しめるストーリー展開
本作のポイントは極道の危険な香りがする瀬名垣組の若頭・啓弥の溺愛っぷりが最大の魅力です。一咲に近づく男は全員敵とばかりに厳しく睨みをきかせたかと思えば、一咲には甘いセリフを囁く、そのギャップがたまらない！
特に啓弥が一咲の耳元で囁くシーンは必見ですよ。2人きりの教室でそっと囁く啓弥の声にきっとあなたも胸が高鳴るはず！極道である啓弥以外の人と普通の恋愛がしたいと願う一咲も、このギャップに翻弄されてしまうのは必然です。2人の甘く、切ないやり取りから目が離せません。
また、原作を知らなくても、少女漫画の世界観を映画で楽しみたい人におすすめ。学校生活や恋愛模様を中心とした青春のドキドキ感、ライバルキャラ・幹男の登場で、かき乱される王道の展開はドキドキするロマンティックコメディが好きな人が満足できる作品です。
啓弥の過保護っぷりや一咲のツッコミが楽しく、コメディ要素があるのも魅力。単なる学園ラブストーリーではなく、極道ならではのスリリングな展開も加わり、他の作品とは一線を画す仕上がりになっています。
原作ファンに注目してほしい再現度
一咲の内に秘めた繊細な乙女心を絶妙なバランスで表現しているのが福本莉子。ふとした瞬間の透明感とあふれる笑顔、啓弥に見せる可愛らしい表情は、まさに原作から抜け出してきたようです。また、ジェシーが演じる啓弥の危険な色気と天然な可愛さのギャップなど、原作キャラクターの魅力が忠実に再現されています。空手の経験者ならではのキレのあるアクションシーンも必見ですよ！
啓弥が所属する瀬名垣組の兄弟分にあたる田貫組組長の孫・幹男を演じる若手実力派の櫻井海音にも注目。人懐っこい笑顔と何をするかわからないやんちゃな雰囲気は原作ファンも納得の再現度です。
原作さながらのキャストと世界観は、スクリーンを通して観客にトキメキを与えてくれますよ。
映画の世界観とマッチした主題歌「バリア」
本作のために書き下ろした主題歌・SixTONESの「バリア」。“触れさせやしない”という歌詞が啓弥の不器用な愛情と“守りたい”という想いを映し出しているかのよう。そして、疾走感あふれるメロディーが2人の運命を駆け抜けるようなスリルを感じさせてくれます。映画の世界観にぴったりとハマり、エンドロールまで胸をときめかせてくれますよ。スクリーンで物語を見届けた後も心に余韻が残るはず！
映画『お嬢と番犬くん』の基本情報
■タイトル：『お嬢と番犬くん』
■公開日：2025年3月14日（金）
■原作：はつはる『お嬢と番犬くん』（講談社「別冊フレンド」KC）
■監督：小林啓一（『ももいろそらを』 『恋は光』）
■脚本：政池洋佑（『ハケンアニメ!』）
■音楽：森いづみ
■出演：福本莉子 ジェシー（SixTONES） 櫻井海音 杉本哲太 飯田基祐 佐々木希 香音 松井遥南 ぐんぴぃ
■主題歌 ：「バリア」SixTONES（ソニー・ミュージックレーベルズ）
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