【岐阜県】女子旅におすすめ!レトロな街並みや心ときめく“癒しスポット”を巡る旅
雄大な自然に囲まれた岐阜県は、日本三大清流で知られる長良川が流れる自然豊かなまちです。
(画像)心を癒してくれる♪【岐阜県】魅力的なスポットをご紹介
今回はそんな岐阜県の心を癒してくれる魅力的なスポットをエリアごとに紹介します。
清流長良川と名水のまち郡上八幡へローカル鉄道の旅
郡上八幡の町までは、美濃太田駅から長良川鉄道に乗車。車とはまた違った景色が楽しめます。
タイミングが合えば、「わくわくたんけん号」やさくらももこさんがデザインした「GJ8マン」などのユニークなラッピング電車にも乗車できます。
迫力のある「阿弥陀ヶ滝」でマイナスイオンをたっぷり浴びよう
日本の滝100選 岐阜県名水50選の「阿弥陀ヶ滝」は落差約60m、東海一の名瀑といわれています。
滝壺のすぐ近くまで近づくことができ、マイナスイオンを全身で浴びることができるパワースポットです。
岐阜の食材を使った囲炉裏料理を堪能!【囲炉裏のあじわい ごとく】
「囲炉裏のあじわい ごとく」では、長良川で獲れた鮎を始めとする天然の川魚や飛騨牛、奥美濃古地鶏、朴葉みそ、季節の地野菜など、岐阜県が誇る食材を囲炉裏で焼いて味わえます。
中でも「 奥美濃古地鶏定食」(2,090円)は、地鶏を囲炉裏で香ばしく焼いて、塩や味噌、ポン酢3つの味が楽しめます。
囲炉裏を囲んで味わう料理は、より一層美味しさが倍増。地元産の肉、魚、料理や地酒メニューも豊富です。
【岐阜の旅ガイド】
・住所:岐阜県郡上市白鳥町向小駄良991-16
・電話番号:0575-82-5139
・営業時間:11:30~14:30、17:00〜19:30
・定休日:木曜、月曜の夜 ※月曜日はお昼のみ営業、臨時休業あり
【清流長良川あゆパーク】で鮎釣り体験
岐阜県は、日本三大清流といわれている「長良川」が流れ、上質な鮎の産地として全国に知られています。
そして郡上市の〈清流長良川あゆパーク〉では、多面シアターで清流や鮎、人々の営みなどを知ることができたり、つかみどりや釣り体験、そして塩焼き体験が楽しめます。
10名以上の団体の場合は、釣りのプロにレクチャーしてもらいながら本格的な「友鮎釣り」も楽しめます。
サンダルや濡れても良い格好などの準備も忘れずに!
【清流長良川あゆパーク】
・住所:岐阜県郡上市白鳥町長滝字下川原420番10
・電話番号:0575-85-2115
・営業時間:9:00~16:30 漁業体験 10:00~14:30(4月下旬~11月上旬)
・定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合、翌日以降の平日)
郡上八幡の城下町散歩&グルメ
郡上八幡は、八幡山にそびえる郡上八幡城をはじめ、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された町並みや、全国名水百選の「宗祇水」、登録文化財の旧庁舎記念館など、コンパクトながら見応えのある町です。
郡上八幡では、毎年7月中旬〜9月上旬にかけて日本三大盆おどりの「郡上おどり」が行われています。
8月13日〜16日は「徹夜おどり」で町は賑わい、9月上旬までお祭りの雰囲気が楽しめます。
郡上八幡の中央を東西に流れる「吉田川」は「岐阜県の名水50選」に認定されるほどの透明度。
景色や街並みを楽しみながら、のんびりと町をそぞろ歩き。
地元のお酒やグルメが楽しめるスポットも点在しています。
中でも、鉄板料理が自慢の〈泉坂〉は、落ち着いた雰囲気の店内で「飛騨牛」や「朴葉味噌」などの郷土料理が楽しめます。
「朴景味噌焼き定食」(1,980円)は、牛肉と朴葉味噌の両方が楽しめる定食。
ローカルな雰囲気が漂う店内で旅情感も味わってみては。
【鉄板料理 泉坂】
・住所:岐阜県郡上市八幡町殿町177
・電話番号:0575-67-0474
・営業時間:昼:11:00~14:00、夜:16:00~21:30
・定休日:火曜、第2水曜
SNSで人気のスポットや伝統工芸が楽しめる岐阜・中濃エリア
岐阜県は、西濃・岐阜・中濃・東濃・飛騨という5つの地域に分けられます。
名水や伝統の工芸、鵜飼などが楽しめる岐阜と中濃エリアの魅力的なスポットをピックアップしました!
絶景!世界屈指の美しすぎる「名もなき池(モネの池)」
通称「モネの池」は、根道神社参道脇にある貯水池。
高賀山の伏流水を利用して1980年頃に農業用のため池に整備された人口の池です。
透明度の高い湧水に咲く睡蓮や池の中を優雅に錦鯉が泳ぐ姿が美しく、連日多くの人で賑わっています。
写真を撮って加工をすることにより、モネの「睡蓮の池」を彷彿させる美しい風景が楽しめるとSNSでも話題になっています。
撮影に最適な季節は4月〜11月。5月中旬〜7月中旬頃がベストですが、梅雨時期など大雨の翌日は水が濁ることもあるそうです。
時間帯や天気によってかなり差が出てきてしまうそうなので、前日の天気なども調べていくことをお勧めします。
【高賀神水庵】で水汲み
高賀山の伏流水が懇々と湧き出る〈高賀神水庵〉は、 マラソンの高橋尚子選手が給水に使用したことで一躍有名となった「高賀神の森水」の取水口です。
入庵の時、初穂料100円を支払うと、1回に2個(1個に付き、上限20リットルの容器)まで汲むことができます。
清潔な容器であれば常温で半年も持つというまさに奇跡の水。その美しく清らかな天然水は、優しくて滑らかな超軟水。
この辺りで採れる野菜やお米が美味しい理由に大きく頷けます。
【高賀神水庵】
・住所:岐阜県関市洞戸高賀
・電話番号:0581-58-8100
・営業時間:4月~10月 7:00~18:30
11月~3月 7:30~18:00
・定休日:年末年始
【洞戸観光ヤナ】で絶品鮎料理
岐阜県関市にある〈板取川 洞戸観光ヤナ〉は、板取川唯一のヤナ場のあるお店です。
ヤナ場とは、ヤナと呼ばれる構造物を使った漁が行われる場所のことを言います。
清流板取川の絶景を眺めながら、4月下旬から11月中旬まで「鮎の刺身」や「鮎のせごし」などの他に、4つのコースで極上の鮎料理を心ゆくまで楽しめます。
また、板取川唯一のヤナ漁は通常毎年8月1日に解禁。
解禁後は台風や増水などで危険がない限り、ヤナ場に上がることができますので、食後はぜひ貴重なヤナ漁体験を楽しんでみては?
【洞戸観光ヤナ】
・住所:岐阜県関市洞戸小坂1712番地
・電話番号:0581-58-2217
・営業時間:4月~10月 10:00~17:00(LO16:00)
11月 11:00~15:00(LO14:00) ※天候等により営業時間が変更になる場合あり
・営業期間:2024年 4月21日(日)〜11月中旬
・定休日:期間中は無休
美濃和紙職人の工房で和紙作り体験もできる〈ワラビーランド〉
美濃市蕨生にある〈ワラビーランド〉は、手すき和紙職人兼アーティストの千田 崇統さんと、東京都から移住した小笠原寛さんが、かつて手すき和紙職人の住居兼工房として使われていた建物をリノベーション。
和紙アートに囲まれながら里山生活が体験できる宿泊施設になっています。
また、千田さんの奥さんである薫子さんによる、マッサージやよもぎ蒸し、占いなども体験できます。
誰かに悩み事や相談したいとき、疲れた心と身体を癒したいときにぴったりのお宿です。
【ワラビーランド】
・住所:岐阜県美濃市蕨生726
・電話番号:0575-34-0310
「うだつの上がる町並み」を散策
美濃市は、国の伝統的建造物群保存地区に選定された、歴史的な建物や伝統的な街並みが残されています。
「うだつの上がる町並み」の、“うだつ”とは、屋根の両端に作られた防火壁のことです。
江戸時代に火事の際の類焼を防ぐためのものとして作られましたが、当時の豪商たちがその富を競い合うようにそれぞれ立派なうだつを儲けたといわれています。
様々なデザインのうだつが点在していますので注目してみてください。
そのほかにも、美濃和紙の雑貨を販売するお店や、手作り無添加の「アイスモナカ」が人気の〈末広堂 美濃アイス〉などもおすすめの立ち寄りスポットです。
町屋が並ぶレトロな「川原町」散歩と鵜舟体験!
長良川では、5月11日から10月15日まで鵜飼観覧船に乗船できます。(中秋の名月と増水時は休みまたは中止 )
乗船時間までは、〈長良川デパート〉や〈和傘CASA〉、〈cafe and gallery 川原町屋〉など、
散歩の途中に立ち寄るのにぴったりなお店が点在しており、ここでしか販売していない工芸品や雑貨などと出会えます。
鵜飼観覧船体験
鵜飼とは、鵜師が鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことです。
毎年5月11日~10月15日までの期間中、年に一度の鵜飼休みと中秋の名月、増水時を除いて毎夜行われ、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」が楽しめます。
船内では飲食が楽しめますが、料理の提供は行っていません。
お弁当やお酒を買って持ち込むか、地元の食材を使用した料理を詰めたお弁当を仕出し屋さんに予約することもできます。
仕出し屋さんについては公式サイト「ぎふ長良川の鵜飼」をチェック!
伊吹山が育む恵みや山散歩が楽しめる「揖斐川町」
伊吹山の山麓は薬草の宝庫として古来から知られ、その歴史は織田信長から続いているといわれています。
生活に薬草を取り入れる文化は、現在も続きイブキヨモギ、イブキジャコウソウなどの栽培をし、お茶や薬草風呂などに加工して販売しています。
かすがモリモリ村リフレッシュ館
〈かすがモリモリリフレッシュ館〉は、伊吹山麓で採れた薬草を使用したお風呂や薬照料理を提供する施設です。
「伊吹の湯」や本格的岩風呂「八千代の湯」の2つの風呂を定期的に男湯と女湯を入れ替えています。
薬草の優れた効果を全身で体感できるほか、売店では自宅でも薬草風呂が楽しめる入浴剤も販売。お土産にも最適です。
併設するレストラン〈なごみの森〉では、伊吹山のふもとでとれた薬草をふんだんに使った薬草料理が味わえます。
【かすがモリモリ村リフレッシュ館】
・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合3429
・電話番号:0585-58-0001
・営業時間:10:00~21:00(最終受付 20:30)
・定休日: 毎週水曜日(水曜日が祝日の際は翌日)
はるひの案内所
〈はるひの案内所〉では、ネットにのらない春日地区の魅力を発信するほか、岐阜県揖斐川町旧春日村の名産である”薬草”が使用されたクラフトコーラを販売。
店内でもクラフトコーラや薬草茶などが味わえます。
そのほかに、薬草茶をお好みでブレンドして楽しめるワークショップなども行われ、作ったお茶はパッケージングしてお土産に持ち帰れるのが嬉しい。
【はるひの案内所】
・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合3068−1
・電話番号:0585-58-0015
・営業時間:10:00〜16:00
・定休日:火曜
天空の遊歩道を歩いて絶景を眺めよう【岐阜県揖斐川町】
古くからお茶の栽培がさかんな岐阜県揖斐郡揖斐川町の上ヶ流(かみがれ)地区に、標高300メートルほどの山の中腹から山頂にかけて一面に広がる茶畑があります。
「天空の遊歩道」を歩いた先から眺められる景色が、南米ペルーの「マチュピチュ」のようだとSNSで話題になり、「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑」と呼ばれています。
遊歩道は途中に若干ハードな登山部分があり、足場が悪くなるのでサンダルやハイヒールでの散策はお勧めできません。
薬草を使用したお土産〈揖斐菓匠庵 みわ屋〉
岐阜県揖斐郡揖斐川町に明治22年から店を構える〈揖斐菓匠庵 みわ屋〉は、 和菓子と洋菓子それぞれの職人が、知識や知恵、技術などを融合したお菓子を販売しています。
店内には名物のお菓子たちをはじめ、地元で採れた薬草を使用したお菓子も並んでいます。
地元の食材はもちろん、フェアトレードなどにも積極的に貢献し、新しく誕生したお菓子が試食価格で店頭に並ぶこともあり。
【揖斐菓匠庵 みわ屋】
・住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪925-9
・電話番号:0585-22-0305
・営業時間:9:00〜18:00
・定休日:木曜休(祝・祭日は除く)
長良川を眺めながら、疲れた心と体を癒してくれる岐阜県のウェルネスなスポットを巡ってみてはいかが?
(mimot.(ミモット)/牡丹餅 あんこ)