スカイオーシャン、「生成AIを活用したドローンライトショ ーの演出設計の高度化と効率化」を目指す
スカイオーシャン株式会社は、ドローンライトショーにおける演出設計において2種類の生成AIを使い分けて効果的に活用し、高度な演出を行いながらも効率よく飛行プログラムを設計する手法を考案、これらを実装するための開発計画について滋賀県知事より認定を受けたと発表
ドローンライトショーは多数のドローンを自動飛行させ、搭載されたLEDライトを制御して光の演出を行うショーエンターテイメントだ。
同社はドローンライトショーの演出設計の際、特に重要な2つの工程で潜在拡散モデルおよび大規模言語モデルの2種類の生成AIを使い分けて利用することでショー設計時におけるエンジニアの作業を支援し、演出を効率よく設計できる手法を考案。滋賀県知事へ研究内容の提案を行い、計画の認定を受けた。
チャレンジ計画は3年にわたり行われ、生成AIをより効果的に利活用するための研究開発をすすめる。またこの研究と並行して、同社が持つ3次元計測のノウハウを用いて複雑な地形においてもショーの演出を行うための研究を進めるという。
同社代表取締役の古川泰氏は、次のようにコメントする。
ドローンを数百台以上使った大規模なドローンライトショーは増加傾向にあるが、ショーをより身近に感じてもらうため、100機以下のコンパクトなドローンライトショーに焦点をあて低価格化の手法を模索したい。小規模なドローンライトショーであっても見応えのあるショーにしたい。まだ実物を見たことのないすべての人々へドローンライトショーの感動を届けたい。
スカイオーシャン