かながわ駅伝 若い力で上位目指す 9日、丹沢湖で号砲
第79回市町村対抗「かながわ駅伝」競走大会が2月9日(日)、丹沢湖で開催される。今年の藤沢市代表選手団メンバーは若手中心のチームとなり、吉野健夫主将は「昨年の5位を超える順位で、政令市のチームに挑戦する」としている。
地域ゆかりのランナーが集い襷をつなぐ「かながわ駅伝」。今年も県内市町村32チームが丹沢湖周回コースの7区42・236Kmを駆け巡る。
藤沢市陸上競技協会では個人記録や記録会でのタイムを参考とし、男子8人、中学男子2人、女子2人の12人を選考した。学生などの若手選手が多く起用された今年のメンバー。田中良範監督は、「若い選手に経験を積ませたい」と話す。
藤沢メンバーのうち、全国で活躍する選手として、大会を主催するallかながわスポーツゲームズ実行委員会は3人の選手を挙げる。稗村泰吾選手は2年連続で全国高校駅伝に出場。金山隆斗選手は今季5000mで県内日本人2位の実力を持つ。草刈恭弓選手も全日本大学駅伝に出場した期待のメンバーだ。
「先手必勝、序盤から攻めの走りを見せたい」と田中監督。2年連続で主将を務める吉野選手は「3位以内を目指す。人口の多い政令市のチームに挑みたい」と意気込みを述べ「市内全ランナーの思いを背負って走りたい」と語った。
藤沢市チームのエントリー選手は以下の通り(敬称略)▽男子/吉野健夫(湘南アスリート)、陶山丈太朗(湘南工科大)、稗村泰吾(相洋高)、金山隆斗(湘工大附高)、LawrenceNgure(プレス工業(株))、迫良太(山手学院高)、浅沼佳吾(同)、草刈恭弓(東海大)、永塚太陽(片瀬中)、胡子比呂(鵠沼中)▽女子/黒葛真愛(桜美林大)、増尾栞菜(東海大附相模高)