芦ノ湖で水難救助訓練 事故に備え連携深める
芦ノ湖で7月10日、水難事故を想定した合同水難救助訓練が実施された。箱根町消防本部、富士山南東消防本部、神奈川県警察本部、芦ノ湖水上安全協会、箱根園が救助技術の向上や災害時の連携、協力体制強化を目的に行った。
この日は、箱根園から芦ノ湖にダイブするアクティビティ「水陸両用ニンジャバス」と小型ボートの衝突事故を想定して訓練を実施。小型ボートから湖面上に投げ出された人、バスに取り残された人を関係団体が連携して救助していた。箱根園の稲葉健二さん(55)は「事故はいつ起こるか予測がつかない。訓練により事故の被害を減少させることが重要と考えている」と話していた。