犬との生活から学ぶ『人生において大切な4つのこと』改めて、当たり前の幸せについて考えてみよう
犬との生活から学ぶ「人生において大切なこと」
犬を飼って暫くしてから振り返ってみると、飼う前と後で自分の中でなにかが変わっている、ということを話す飼い主さんは少なくありません。
そのような飼い主さんの発言で共通していることは、犬との生活の中で「人生において大切なこと」を学ぶことができた、ということです。
犬が可愛いから、ご縁があったから、というだけで飼い始めていたはずなのに、気が付いたら多くのことを学んでいた…。
では、そのように発言する飼い主さんたちは、具体的にどのようなことを犬との生活から学んだのでしょうか。
1.心身ともに健康であるべき
犬との生活から学ぶ人生において大切なことは、何よりもまず、「心身ともに健康であるべき」ということです。
愛犬が健康であることは、飼い主にとっての幸せです。飼い主が健康であることは、愛犬が生きることに直結します。
愛犬の体調が悪いとき、飼い主は不安を抱えたまま1日を過ごします。仕事中も愛犬のことばかり考え、涙がこぼれたり、これまでにないミスをしたり、心の健康状態にまで支障が出ます。
飼い主の体調が悪いとき、ストレスから犬が体調を悪くしてしまうことがあります。いつもと違う飼い主の様子に不安や恐怖を感じるからです。
愛犬と飼い主が心と体を共有することはできませんが、健康であることによって、深い繋がりを持っているのです。
2.「察してほしい」ではなく「伝える」
犬との生活から学ぶ人生において大切なことは、「察してほしい」ではなく「伝える」ということです。
人間界では、ビジネスにおいても「察する力」を求められることがあります。そして、『言わぬが花』などということわざまであります。すれ違いや誤解や憎しみが生まれる理由なのではないでしょうか。
犬は飼い主の態度から「怒っている」や「機嫌が悪い」ということは分かります。しかし、何を怒っているのか、なぜ機嫌が悪いのか、ということまで察することはできません。
分かってほしいのであれば、理解してほしいのであれば、察してほしいではなく、伝えるということを自ら行ってみましょう。
3.学び続けるべき
犬との生活から学ぶ人生において大切なことは、「学び続けるべき」ということです。
犬も人間も、学ぶということをやめたとき、成長は止まります。時代は変わります。常識も変わります。学ぶことをやめると、適応できなくなります。
犬は日々の生活の中で、常に飼い主をお手本に学んでいます。話すことのできない人間の言葉を覚えるのも、飼い主を喜ばせる方法や怒らせる行動を理解できるのも、日々の学びがあるからです。
興味がないからと、苦手だからと避けるのではなく、自分の成長のために学び、その学びを興味があることや得意なことに活かしてみましょう。
新しいことを学ぶのも良し。学び直すことも良し。今は学ぶ理由や目的がなくても、必ず後からついてくるはずです。
4.遊ぶことにも楽しむことにも全力を尽くす
犬との生活から学ぶ人生において大切なことは、「遊ぶことにも楽しむことにも全力を尽くす」ことです。
人間は、とくに大人になると、遊ぶことや楽しむことに罪の意識を感じる生き物です。
休みの日、「早起きをした」「自炊をした」「ジムで運動をした」と言うと、良い印象を持たれやすいです。
休みの日、「1日中ゲームをした」「友達と集まって飲み会をした」「推し活をした」と言うと、悪い印象を持たれやすいです。
犬や子供を見ていると、学習することにも全力ですが、遊ぶことにも楽しむことにも全力ですよね。遊びからも学んでいるからでしょう。
日本人は、勤勉で真面目です。そのためか、遊ぶことや楽しむことに罪の意識を感じやすいです。
「遊んでばかりいないで…」などとよく言いますが、働いてばかりいてはストレスが溜まるばかりです。遊ぶことや楽しむこと、働くことのバランスを保ちながら、どちらにも全力を尽くしてみましょう。
まとめ
犬との生活から学ぶ人生において大切なことを4つ解説しました。
✔心身ともに健康であるべき
✔「察してほしい」ではなく「伝える」
✔学び続けるべき
✔遊ぶことにも楽しむことにも全力を尽くす
愛犬との生活がなければ、私はきっと、健康を意識することなんてないでしょう。病気の予防対策をしようなんて考えないでしょうし、心が健康かどうかなんて知ろうともしないでしょう。
逆に、「人生とは…」と過剰に考えてしまう人もいらっしゃるかもしれませんね。そんなときは、愛犬との生活の中で学んだことを思い出してみましょう。