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今季初の船カワハギ釣りで25cm頭に18尾【大分・Soyamaru】フォールの誘いが的中?

TSURINEWS

カワハギ(提供:週刊つりニュース中部版APC・日浦信二)

12月9日、小潮。12月に入り、カワハギ釣りのシーズンになった。毎年ながらカワハギ釣りの感覚を取り戻すために10月下旬から予約を入れるも、すべてシケで中止。今シーズン初めてのカワハギ釣行だ。

Soyamaruからカワハギ釣り

乗船する船はSoyamaru1号艇。午前5時30分に港に集合し、釣座を決めるクジを引き、右舷3席目になった。

港を出港しポイントへ向かう。予報では北西の風がやや強く吹く予報だったが、幸い波は穏やかで釣りをするには問題なさそう。

1時間ほどでポイントに到着。船長のアナウンスで、本船でのカワハギ釣りの規定(オモリは30号で統一することや、仕掛けを海底に這わせない(オマツリ防止のためなど)を聞き、いざ釣り開始!(エサは船から支給されるザッコエビと自家製のマル秘エサを使用)

当日のタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・日浦信二)

釣り方を工夫

まずは、基本的な釣り方である底トントンを5回ほど行い、2秒ほどゼロテンで止めを入れる。この時の僅かな違和感をロッドを持った手の感触と目でカワハギ特有の微細なアタリを感じ取るのだが…異常なし。何度か底トントンを繰り返しアタリがないので仕掛けを回収すると…エサがない。実は自分の中でこの状況が一番楽しくてしかたない。

何度か海底重視の釣り方を試みるも、ヒットにつながらなかったため、次は仕掛けが着底後、海底から1mほど上にもち上げてゆっくり下に落とす方法を試してみる。仕掛けをゆ~っくりと落としながら手感度と目感度に集中していると、ほんの僅かな何かに触れられている?ような感触があり、一瞬だけ仕掛けを止めてゆっくりと上にあげてみる。

ここで明確なアタリをとらえてフッキング。小気味よい引きから時に強い引きを堪能しながら上がってきたのは25cm超えの良型カワハギ。

良型も登場した(提供:週刊つりニュース中部版APC・日浦信二)

フォールの誘いがこの日のパターン

その日の潮回りや状況によって、カワハギがいる層を探してヒットに持ち込むのも醍醐味(だいごみ)のひとつ。掛けた時のしてやったり感がたまらない。

この日は、私的には上からゆっくりと仕掛けを落として掛ける釣り方がハマり、順調に20~25cmほどのカワハギを釣り上げていった。時折、20cm未満の俗にいう「ワッペン」が釣れるが、エアー抜きをほどこし、優しくリリース。これは資源保護の観点からも重要だと考えている。

後半戦はポツポツ

10時をすぎたころだろうか、小潮にもかかわらず潮が動きすぎているような感覚を覚え、そのタイミングから、釣果もコンスタントに釣れている状況からぽつぽつに変わっていった。厳しい時間が続く中でも時折、エサを取られたりしたので、釣果に差が出るところはこういう状況でも集中して魚を掛けていかなければいけないということだ。ということで午後2時を回り、沖上がりとなった。

当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・日浦信二)

帰港後、釣果を見てみると20~25cmのカワハギが18尾だった。次回への課題もあったが、今シーズン初のカワハギ釣行としては上出来となった。

絶品の肝和え(提供:週刊つりニュース中部版APC・日浦信二)

帰宅後、早速カワハギを刺し身や肝和え、塩焼きにしていただいたがやはり絶品だった。

塩焼きでも美味しい(提供:週刊つりニュース中部版APC・日浦信二)

<週刊つりニュース中部版APC・日浦信二/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年1月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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