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三作三色!来週(5月26日~) 放送終了「極上ロマンス」韓国ドラマ3選&見逃しVOD

Danmee

MBC『赤い袖先』主演ジュノ(2PM) ©Danmee

日本のテレビで韓国ドラマ『赤い袖先』、『なぜオ・スジェなのか』、『コクドゥの季節』が放送中だ。

いずれも韓ドラファンから支持を得ているロマンスジャンルの作品だが、恋愛以外の要素もプラスして、それぞれ異なる魅力で観る者を楽しませてくれる。

しかも単に恋物語以外の材料を放り込んでいるのではなく、ラブストーリーを縦糸に、ファンタジーや時代劇、ミステリーといった横糸がしっかりと絡み合っているのがミソ。“三作三色”の面白みがある。

しかし残念ながら、来週放送が終了する予定。そこで本記事では、見逃してしまった人のために今からでも視聴可能なVODと、各ドラマの特徴を紹介する。

トキメキをプレゼントしてくれるのはデフォルト。プラスアルファの要素によって生まれる、さらにドラマチックな展開があなたを満足させてくれるに違いない。

(図)Danmee 韓国ドラマでもう一度活躍してほしいK-POPアイドルトップ3

赤い袖先 (MBC/2021)

『赤い袖先』は、グローバル大ヒットを記録したジュノ(2PM)&イ・セヨン主演の宮廷ロマンス時代劇。朝鮮第22代国王イ・サンと、彼が一途に愛した女官の切ない愛を描いた物語だ。

ロマンスと史劇がミックスされた時の定番設定である身分違いの恋は安定の面白さ。なかなかうまくいかない関係性であるだけに、2人の迎える結末が気になってしょうがない展開を辿る。

そしてそれに加え、さらにストーリーをドラマチックにしたのが、ヒロインのキャラクターだ。現代女性を意識したかのような自立した人物として描かれており、彼女の固い意思によって、思うように恋物語が進んでいかない。恋の障がいが、外的要因だけでないのがポイントだ。

多くのドラマファンがときめかずにはいられないほど、イ・サンが直球で愛を表現しているのに対し、ヒロインはいまいち心の内を読めないセリフを放つことも。その姿に、一部視聴者からは賛否両論があったが、あなたはどのように感じるだろうか。既存のロマンス時代劇とは一味異なる魅力を持っている。

●キャスト:イ・ジュノ、イ・セヨン、カン・フン、イ・ドクファ、パク・ジヨン 他
●日本放送終了予定日:アジアドラマチックTV/2025年5月26日(月)
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月19日現在):U-NEXT、Lemino

なぜオ・スジェなのか (SBS/2022)

『なぜオ・スジェなのか』は、ソ・ヒョンジン主演のミステリーメロドラマ。冷徹で野心家のスター弁護士が、左遷されるに至った事件の真相に迫る物語だ。

各事件が複雑に絡み合うミステリー要素が目を引く作品ではあるが、女性主人公の内的変化も大きな見どころの1つ。鎧をまとい人に弱いところを決して見せなかった彼女が、誠実でまっすぐな心を持つある青年との出会いによって、考え方のみならず人生まで変わっていく。

ロマンスの分量は少なめではあるものの、主人公の成長には青年が深く関係しており、彼の優しさに触れて変化していく姿が印象的。入口はサスペンスだが、出口はそれだけではない。

また物語が進むにつれ、タイトルである『なぜオ・スジェなのか』を、視聴者が考えられる構成となっており、様々なエピソードを通して常に問いかけてくるのが視聴ポイントだ。

●キャスト:ソ・ヒョンジン、ファン・イニョプ、ホ・ジュノ、ペ・イニョク、チ・スンヒョン 他
●日本放送終了予定日:フジテレビTWO/2025年5月26日(月)
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月19日現在):Amazon Prime Video、Rakuten TV、TELASA、ABEMA、Netflix、U-NEXT、FOD、Lemino、Hulu、J:COM STREAM

コクドゥの季節 (MBC/2023)

『コクドゥの季節』は、キム・ジョンヒョン&イム・スヒャン主演のファンタジーロマンチックコメディー。前世で引き裂かれた男女が、現世で医師と死神として再会したのをきっかけに始まる物語だ。

韓ドラロマンスではよく、幼なじみや元恋人、初恋の人など、主人公の男女に何らかの設定を持たせておき、その後の恋模様をより一層盛り上げることが多いが、本作はそれが前世での悲恋。

非現実的だが、縁のある2人が再び出会うというロマンチックな展開が、じわじわと随所で効果を発揮して観る者の感情を揺さぶる。ファンタジーとロマンスがうまく融合した作品だ。

また、重たくなりすぎないのも魅力で、切ないストーリーの合間にコミカルな展開が盛り込まれ、緊張と緩和の塩梅が抜群。エンターテインメント性に優れた1作だ。

●キャスト:キム・ジョンヒョン、イム・スヒャン、キム・ダソム、アン・ウヨン、キム・イングォン 他
●日本放送終了予定日:BSフジ(*182ch)/2025年5月28日(水)予定
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年5月19日現在):Amazon Prime Video、Rakuten TV、Lemino、U-NEXT、TELASA、J:COM STREAM

(ライター/西谷瀬里)

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