ボリューム満点のガレット&フランス仕込みのスイーツが自慢♡『おうちカフェ 小鳥文庫』 加西市
中国自動車道加西ICから車で南へ約10分。閑静な住宅街にオープンした『おうちカフェ 小鳥文庫』を取材してきました。
その名の通り、店長である小嶋さん宅の一室がカフェスペースとなっており、暖かく落ち着く空間は「おうちカフェ」の醍醐味です。
以前からお客様が多かったという小嶋家。その理由の一つが、カフェのお手伝いをされている小嶋さんのお母様の存在でした。5人の子育てを通して、さまざまな経験をされたお母様の元には、話を聞いて欲しい人達が自然と集まってくるのだそう。小嶋さんは、お母様の体験談やアドバイスで多くの人が笑顔になっていく様子を間近で見てこられました。
「もっと多くの人が母との会話を通じて笑顔になって欲しい。人が集まるこの空間と私が作る料理で、誰もが気軽に立ち寄れるカフェができないか」という思いが、同店オープンのきっかけになったのだとか。
お店の名前は、小嶋さんのご両親が「大人も子供もより広い世界を知れるように。また小鳥のように大きく羽ばたけるように」という思いで集められた本(小鳥文庫)から付けられました。
玄関の本棚に並ぶ「小鳥文庫」は、子供向けの絵本から大人向けの本まで幅広く用意されており、店内で自由に読むことができるのも大きな魅力。
友人とランチを楽しむも良し、1人でゆっくり読書とコーヒーを味わうも良し、本当に自由な空間です。
この日は、小嶋さんがフランスでのホームステイで学んだ本場の味をもとに、日本人好みにアレンジした「ごろごろ野菜のピザ風味ガレット」をいただきました。
そば粉100%の風味豊かな生地に、赤・緑・白・黄と色鮮やかな具材が乗せられたボリュームたっぷりのガレットは、見ただけで心が踊ります♪
トロ〜リ半熟たまごを割ってサラダと一緒にいただくと、思わず顔が緩んでしまうほどの美味しさ♡程よいチーズの塩気とシャキシャキのサラダが生地とマッチして、お箸が止まりません。
ピザの部分には、岡田農産(加西市)の新鮮なトマトピューレを使用しており、こちらにもゴロゴロと野菜が隠れています。ボリュームたっぷりの見た目ですが、ペロリと完食。
程よい満腹感ですが、甘いものはもちろん別腹です。続いて、贅沢なデザートプレートをいただきました♡「どのデザートも自信を持って提供したい」という強い思いから、国産小麦やフランス産チーズを使用するなど、材料も一流のものにこだわったそう。
フランスのお菓子は非常に甘味が強いため、日本人の好みに併せて足し引きを繰り返し、独自の味を作り出されたのだとか。
テイクアウトもあるカヌレは、外はカリッ、中はもっちり♡生地に含まれたラム酒の芳醇な香りが堪らない、リピート決定の一品です!
濃厚な味わいと柔らかな口溶けのバランスが抜群のチーズケーキや、オレンジピューレがアクセントのチョコレートケーキなど、どれも文句なしのこだわりスイーツでした。
友人とのランチやお一人様ティータイムなど、どんなシチュエーションにもおすすめなおうちカフェ。是非、ひとときの贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。
場所
おうちカフェ 小鳥文庫
(加西市下宮木町350-1)
営業時間
平日 11:00〜16:00
土日祝 9:00〜16:00
定休日
不定休
※営業日はお店のInstaramをご確認ください