なにがどうしてそうなった? 商店街に貼られてた〝妙にシュールな注意喚起〟に7.9万人困惑
街中で見かけた注意書きが、あまりにも「歌詞」だった――。そんな目撃情報が、X上で注目されている。
落ちサビとラスサビだ。
2025年2月2日、大阪府在住のフリーライター・パスカ(@freak575)さんがそんな呟きと共に投稿したのは、とある商店街で掲示されていた張り紙だ。
商店街は雨が降りません 犬のおしっこは 犬のおしっこは 雨がながしてくれるところで
という内容で、なぜか「犬のおしっこは」を2回繰り返している。その上、同じ張り紙が上下に2枚並んでいるのだ。
「商店街は雨が降りません」という表現もよく考えれば詩的だし、「ながしてくれるところで」と助詞で終わっているのも、そこはかとなく歌詞っぽい。
これはたしかに、思わずメロディーをつけて歌い上げたくなる。
Jタウンネット記者は3日、張り紙についてパスカさんに話を聞いた。
「吉井和哉の声で再生された」「サカナクションっぽい」
パスカさんが話題の貼り紙を見かけたのは1月24日、大阪市内にあるアーケード商店街でのこと。
行きつけの書店へ寄った帰りにアーケード内を歩いていたところ、偶然発見したという。
「よくある貼り紙かと思って見てみると、同じフレーズを繰り返していたり、なぜか2枚貼られていたりして、妙にシュールで思わず笑ってしまいました」(パスカさん)
読んでいるだけで勝手に頭の中で曲が流れてくる注意書きに、X上では7万9000件以上のいいね(4日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「流して『くれる』と言うのが良い」 「おしっこのとこでファルセット使ってそう」 「下段は半音上がるんですね」 「ライブで一番盛り上がるところ」 「イエモンの吉井和哉の声で再生された人は多いはず」 「サカナクションっぽい」 「シャルルのサビすぎる」 「神聖かまってちゃんにこういう曲あったような?」 「竹原ピストルの新曲こんなとこに貼ってんのか」
商店街の張り紙から、色んなアーティストの歌声が連想されたようだ。皆さんも、思い浮かんだアーティストになったつもりで、メロディをつけて歌ってみては?