多摩と麻生の消防団 新年度、気持ち新たに それぞれ団長が交代
多摩・麻生の各消防団の団長が交代し、新たなスタートを切った。
多摩は8代目団長に井田久さんが就いた。4月12日、川崎市消防訓練センター(宮前区)で辞令交付式が行われた。井田団長は新入団員らに辞令を手渡し、「期待と不安でいっぱいだと思うが、早く消防団の水に慣れていただき、団員一丸となって一緒に活動できれば」とエールを送った。多摩消防団は定数175人に対して163人となり、充足率は93・1%。女性団員は定数15人に対し14人。
麻生は碓井芳春さんが団長となった。13日に麻生消防署で前団長から団旗を手渡された。「素晴らしい諸先輩方から脈々と受け継がれてきたものを昇華させ、さらなる高みに向かわなければならない。第9代消防団長を就任することに身の引き締まる思い」とコメントした。
麻生消防団は定数168人に対して140人となり、充足率は83・3%となった。女性団員は定数15人に対し12人。