使ったら手放せなくなる。家事シェア研究家がプライベートで使っているおすすめ家事アプリ3選
家事シェア研究家の三木です。家族で家事シェアしようと思ったときに大いに助けになってくれるのがアプリの存在。 今日はそんな家事アプリの中から、タイプ別のおすすめを3つご紹介します。
料理の時短をしたい!「考える家事」を手放せるアプリ
最近、個人的にヘビーユーズしているのが「me:new」という献立作成アプリ。
このアプリは、希望に合わせて献立を考えてくれるアプリです。ですが、ただのレシピアプリと思うなかれ。
毎日毎日献立を考えるのって、面倒くさいですよね。ところで、献立を考えることの何がそんなに面倒なのでしょうか。
冷蔵庫に残っている食材や、スーパーで特売されている食材、節約になるかどうか、栄養のこと、家族の好き嫌い、最近食べたメニューが続いてないかどうか、作る手間はどのくらいかかるか、明日のお弁当に流用できるかどうか。などなど。たかが夕飯の献立を考えるだけでも、頭の中ではかなり複雑な思考を巡らせていることがわかります。
ただレシピ本を見て「これ食べたい」で決めるわけじゃないから、非常に高度な作業となるのです。
このアプリは、そんな「考える家事」を代用してくれます。
たとえば、使いたい食材(冷蔵庫に残ってる食材やスーパーで特売されている食材など)を3種類まで入力可能。さらに栄養バランス「高タンパク食」とか「低カロリー」などを選択。そして、その日1日だけじゃなく、1週間分などまとめて献立を考えてくれます。
提案してくれるのは「献立」であるところもポイント。
主菜だけじゃなく、付け合せの副菜や主食となるご飯まで、全部提案してくれます。
これだけでも、かなり助かりますが、それらの献立を元に買い物リストまで自動生成。それを家族と共有することもできるので、買い物を家族にお願いすることも簡単にできます。
まさに、かゆいところに手が届く献立アプリ。非常によく使っています!
子どもとも家事シェア!ポイントがたまる家事シェアアプリ
次に、日々の家事運営に役立つのが「CAJICO」という家事タスク管理アプリ。
このアプリは、夫婦だけじゃなく、子どもも一緒に使いながら、ポイントを貯めることができるのが特徴。
どうしても「やって当然」と思われがちな家事ですが、ポイントに応じてご褒美を設定しておくとモチベーションが上がります。
たとえば、子どもだったら100Pで100円など、お小遣いに換算するのもあり。
大人だったら、5,000Pでスパで1日ゆったり権利とか、300Pでハーゲンダッツのアイスとか。
わが家では、ご褒美の予算は相手からのプレゼントにしています。
家事を「やらなかったら減点」という減点方式から、「やったら加点」という加点方式に変えることでやりがいが生まれるのです。
話し合いで夫婦の土台をつくるためのアプリ
さいごは、家事シェアするうえでもっとも大切な、夫婦の対話をうながすアプリ、「イエト」。
このアプリは、家事分担がマップ化されてひと目でどっちがどのくらいやっているかをわかるようにできるアプリ。
ですが、その真骨頂はこのマップではなくて、マップをつくるまでの話し合いを促してくれるところだと思っています。
どちらがやってるか、だけじゃなくて「自分たちがどうしたいか」という未来の形までも考えることができる。
自分たちだけで、問いを立てて話し合うのは難しいですが、アプリが問いかけてくれることに対して考えながら応えていくのは、夫婦にとっても楽しい作業になります。
1度やってしまえば、夫婦の土台作りがしっかりできる、本質的なアプリです!
大変だし、ちょっと面倒くさい家事シェア。
ですが、アプリの力を活用しながら進めると結構楽しくできてしまうので、おすすめです。
三木智有/家事シェア研究家