【特集記事】道の駅やまがた蔵王|〜訪れるたびに新しい発見を〜山形市初の道の駅が誕生!
コンセプトは「山形の魅力を発信し、人の流れを生み出す道の駅」。
様々なジャンルのイベントを開催できる「樹氷ホール」、手ぶらで芋煮会ができる「芋煮広場」、バスの待合所に無料のパークアンドライド駐車場も完備した複合的施設となっています。
東北中央道 山形・上山ICより車で3分。
東側に蔵王、西側に月山を望む風光明媚なエリアに位置しています。
正面にはイベントスペースがあり、取材を行った日もキッチンカーが出店し賑わっていました。
そしてこの正面玄関の壮大な壁画!
手がけたのは、山形を拠点に活動する画家・壁画師の小林舞香さん。
道の駅やまがた蔵王が掲げるコンセプトの一環「未知の駅」にインスピレーションを得たそうです。
山形の未知の可能性、将来への希望が描かれています。
それでは早速館内へ!
中央の正面入り口をくぐると「飲食・物販コーナー」がお出迎え。
もうこの時点で食欲をくすぐる美味しそうな香りが…。
奥には多目的ホール「樹氷ホール」があります。
※道の駅やまがた蔵王公式Pより
こちらではマルシェやコンサートをはじめとした多彩なジャンルのイベントを開催します。
取材当日は内覧会・プレオープン日ということで、オープニングセレモニーのセッティングがされていました。
開催されるイベントによって雰囲気ががらりと変わりますね。
セレモニー会場の隣では、山形県出身の工業デザイナー奥山清行氏がデザインした車の展示も。
車の展示も行えるくらいの広いホール、これからどんなイベントが開催されるか楽しみですね。
『【特集記事】七日町御殿堰|KEN OKUYAMA CASA|山形出身の世界的デザイナーが手掛ける「ものづくりの向こうの豊かなくらし」』はこちら
樹氷ホールと飲食スペースの間にも、山形を代表する作家さんの作品が展示されていました。
以前VISIT YAMAGATAでも取材した「家具工房モク」の作品や、
あかりづくり体験をした際に使用した月山和紙の作品なども。
気に入った作品があれば実際に工房に足を運んでみてはいかがでしょうか?
『【体験記事】家具工房モク|山形で育った木で作品作り~生活の中に木のある暮らしを~』はこちら
そしてお待たせしました!
道の駅といえば外せない飲食・物販コーナー。
イートインスペースもあるので、ゆっくりと休憩したり購入した商品をいただいたりすることができます。
イートインスペース内にはキッズスペースも。
ぜひご家族で楽しい時間をお過ごしください。
そして道の駅といえば外せないグルメ!
道の駅やまがた蔵王と共にオープンした4つの魅力的なお店を紹介します。
① ESCARGOT ZAO BAUM STUDIO
まず紹介するのは「ESCARGOT ZAO BAUM STUDIO」。
道の駅の工房で焼き上げた出来立てのバウムクーヘンがいただけます。
ノーマルなバウムクーヘンをはじめ、山形らしい食材を使用したバターサンドなどが並びます。
卵や発酵バターをはじめとしたこだわりのバウムクーヘン、お土産にもぴったりです。
② 山形プリン 道の駅蔵王
続いて紹介するのは「山形プリン 道の駅蔵王」。
地元の素材を活かした、山形県初のプリン専門店「山形プリン」の2号店です。
こだわりのプリンの上にソフトクリームがトッピングされた「フルーツプリンソフト」や、プリンをそのままアイスにした「プリンアイス」、
蔵王の雪山をイメージした「蔵王スノープリン」など、ここでしか味わえない商品があるのもポイントです。
蔵王スノープリンは2層になっていて、上は雪のようなふわふわのミルクの泡、下は滑らかなミルクプリンという新食感!
ぜひ体感してみてくださいね。
③ SLOWJAM 道の駅やまがた蔵王店
「まるごと山形」をつめこんだCAFE &スイーツのお店です。
人気の焼き菓子をはじめ、山形県産さくらんぼ鶏を使用したカレーなどもいただけます。
中でもおすすめは3種のパウンドケーキBOX「山形のめぐみ」。
庄内産小麦を使用した「庄内小麦レモンパウンド」、山形産“でわかおり”を使用した「蕎麦パウンド」、山形県花“紅花”を使用した「米粉紅花パウンド」が入ったスペシャルなBOXです。
1つ1つのパウンドケーキに山形の美味しい魅力がぎゅっとつまっています。
新しい山形土産の定番になりそうです。
④ TAKAHASHI BEEF FARM
最後に紹介するのはTAKAHASHI BEEF FARM。
自家牧場から直送した新鮮なお肉を販売しています。
冷蔵庫には上質なお肉や惣菜がずらり。
お肉を美味しくいただける調味料なども販売していました。
お肉を知り尽くしたTAKAHASHI BEEF FARMだからこその品揃えですね。
ちなみに、TAKAHASHI BEEF FARMのすぐそばには隣接する「山形県観光物産会館ぐっと山形」と直通の通路もあるんです。
道の駅やまがた蔵王だけでなく、ぐっと山形も魅力的な商品や飲食店がたくさん!
どちらも楽しむのがオススメです。
『【特集記事】ぐっと山形 山形土産ならここで間違いなし! 地元民がおすすめする観光物産館』はこちら
美味しいグルメを紹介しましたが、もちろん道の駅としての機能も大充実!
正面向かって右の入り口からの様子です。
館内は完全バリアフリーとなっていて、車椅子やベビーカーなどでも利用できる造りとなっています。
山形の伝統工芸品も並んでいるので、ぜひご覧ください。
奥に進むと情報発信コーナーがあり、3台の大型ビジョンが設置されています。
VRゴーグルの無料貸し出しも行っていて、蔵王の大自然を疑似体験することができます。
総合案内所では道の駅の利用受付や、体験型旅行の予約もできます。
そしてなんとラジオ放送ブースまで!
こちらでは蔵王の魅力の発信や、イベントの告知、グルメ情報や道路情報など幅広く発信を行っていくそうです。
ベビーケアルームもあるので赤ちゃんの授乳やミルク、オムツ替えなどもできます。
そしてパパとママに嬉しいこんな自販機もありました。
オムツだけでなく離乳食まで販売しているんです!
しかも離乳食は山形の子育て中のママが手がけたベビーフード。
地元有機栽培米や有機野菜を使用し、農薬・化学肥料不使用のこだわりたっぷりな離乳食が購入できます。
また女子トイレには24時間利用できるパウダールームが併設されています。
道の駅オリジナルの可愛らしい「サクランボ柄スツール」もご利用くださいね。
道の駅やまがた蔵王では、駅内だけでなく屋外にも魅力的なスポットがあるんです。
こちらはワークショップやスポーツの体験会などを行うことができる「イベント広場」。
グリーンの芝生は思わず寝転がりたくなるほど綺麗で広々!
冬には雪遊びもできるそうなので、キッズ達に人気のスペースになりそうです。
山形といったら芋煮ですよね!
道の駅には手ぶらで芋煮会が楽しめる「芋煮広場」も併設されています。
地元の農家さんが提供するおいしい芋煮をぜひ召し上がってください。
※2024年4月から開始予定
東側の駐車場には、パークアンドライド用の駐車スペースも。
道の駅に車を停めてバスで移動したり、自転車でサイクリングを楽しむこともできるんです。
車中泊スペースもあるので、長距離運転での休憩はもちろん、電源盤もあるのでキャンピングカーでの利用も可能です。(※2024年4月から開始予定)
パークアイランド側の入り口から駅内に入るとバス待合所や広い更衣室も完備されていました。
最後に道の駅やまがた蔵王の青木駅長のメディア内覧会でのメッセージをお伝えします。
「山形市で初めての道の駅、そして蔵王温泉への入り口です。
ここから山形の魅力を発信し、経済活動の底上げを目指したいです。
観光スポットの入り口として多くの人に楽しんでいただきたいと思っていますので、是非お立ち寄りください。」
【開館時間】
9:00~17:30
(南側のエリアは24時間利用可能)
※営業時間は変更になる場合があります
*
【駐車場】
・小型車:285台
・大型車:34台
・おもいやり駐車場:6台
・EV充電施設:3台
・パークアンドライド:39台
・車中泊施設(有料):5台
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【休憩機能】
・トイレ/バリアフリートイレ
・授乳室/おむつ交換台/おむつ自販機
※南側のエリアは24時間利用可能
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【地域連携機能】
・樹氷ホール
・イートインコーナー
・イベントスペース
・イベント広場
・芋煮広場
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【情報発信機能】
・情報発信コーナー(観光情報・道路情報)
・ラジオ放送ブース
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【通信機能】
・公衆無線LAN
・公衆電話(1台)
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【交通結節機能】
・バス停
・バス待合所
・パークアンドライド
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【防災機能】
・防災倉庫
・非常用発電機
・受水槽
・マンホールトイレ
道の駅やまがた蔵王
山形市表蔵王79-1
☎ 023-676-6868
(受付時間 9:00~17:30)