「光熱費が高い人」がやりがちな“照明のNGな使い方3つ”「見落としてた…」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。電気代がかさむ冬、節電すべきなのは暖房器具だけではありません。見落としがちな「照明器具」も、使い方によっては電気代が上がることも……。ここでは、光熱費がかかる「照明器具のNGな使い方」をご紹介します。
NGその1.白熱電球を使う
少しでも節電したいと考えるのなら、白熱電球の使用はおすすめできません。おすすめなのは、断然LED。照明そのものの価格はLEDの方が高く、白熱電球の3~4倍ほどします。
しかし、寿命を比較するとその差は歴然。白熱電球は約1000時間の寿命である一方で、LEDは約40倍の40000時間の寿命があります。消費電力を約80%カットできるLEDなら、毎月の電気代の節約にもなり一石二鳥です。
買い変える際は初期費用がかかりますが、ランニングコストを考えても、節電するのならLED電球のメリットは大きいと感じます。
NGその2.ライトが明るすぎる
照明は「明るさ」も電気代に影響します。明るいほど電力をたくさん消費するため、必要以上に明るくするのはNG。時間や用途に合わせて調光することで、ムダな電力をカットできます。
例えば、外が明るい日中は1~2段階下げる、夜に映画を見るときは暗くするなど。できる範囲で明るさを調節するだけでも、節電に効果的です。
NGその3.掃除をさぼる
わたしも忘れてしまうことが多いのですが、じつは照明も定期的なお手入れが重要です。
ホコリなどのゴミが溜まっていると、明るさが低下します。本来の明るさなら調光レベルを上げずに済むものを、汚れのせいで明るさをアップせざるを得ない状態は、電気代のムダそのものです。
こまめに掃除をすることで、光を妨げるものがなくなり節電になりますよ。
節電対策はできることから、コツコツと
照明は毎日、家中で使うものだからこそ、小さな節電の積み重ねが大切。できることから取り入れて、節電が“あたりまえ”になるくらい習慣化するといいですね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア