単独調査で選定!今年の韓国俳優ランキング 番狂わせを起こした「新米韓流スター」とは
韓国俳優は、2000年代序盤に韓流ブームが巻き起こって以降、多くの日本ファンを虜にしてきた。
ペ・ヨンジュンをはじめ、チャン・ドンゴン、ウォンビン、イ・ビョンホンらが一世風靡したのがことの始まりだったが、その後世代交代を繰り返しながら、人気上位を独占する面々が入れ替わっている。
そのきっかけの1つとなるのが、主演作の大ヒット。たった1作にしてそこまで知名度のなかった役者が脚光を浴び、一躍韓流スターの座を手に入れることが。事実今年も、錚々たる人気俳優を押しのけ、ひときわ熱い視線を浴びた人物がいる。それは、1人1回の投票制限を設けているDanmee(ダンミ)の単独調査でも明らかに。
そこで本記事では、番狂わせを起こした新米韓流スターは一体誰だったのか、2024年2月~2024年11月まで、各月ごとにDanmeeが実施した人気韓国俳優アンケート調査の結果をまとめてご紹介。
12月に総決算として控えている今年のNo.1人気俳優を決めるアンケートを前に、一度これまでのランキングを振り返ってみた。
(図)Danmee 日本ファンが選んだ7月~9月公開 No.1韓国ドラマは・・ジェジュン主演「悪い記憶の消しゴム」
1位 イ・ミンホ
堂々の総合1位は、総投票数13651票を獲得したイ・ミンホ。2位と2倍以上の差をつけてぶっちぎりのトップだ。しかもなんと月単位でみても、一度も王者の座を譲っておらず、2月~11月まで1位をキープした。
今年、主演作『Pachinko パチンコ』(Apple TV+/2024)のシーズン2がお目見えされたものの、以前に比べるとここ数年、ドラマや映画をはじめメディア露出の機会が減っているが、依然として絶大なる支持を得ているイ・ミンホ。さすがに新米韓流スターも彼を超えることはできなかったよう。決算アンケートでも輝かしい結果を残すだろう。
2位 ジュノ
総合2位は、総投票数5518票を獲得した2PM(ツーピーエム)のジュノ。月ごとの順位は、2、3、8月が2位、7月が3位、4、5、9月が4位、11月が5位、6月が12位で、一時は10位以下になったこともあったが、さすがジュノ。全体でみると2位という結果を残した。
今年はドラマ、映画共に出演しておらず、俳優としての活動をみることができなかったが、錚々たる人気俳優を押しのけてこの順位。また、アイドル出身の役者で5位までにランクインしたのは彼1人となっており、人気はもちろん役者としての実力の高さまで感じさせる。彼もまた、決算アンケートの上位に名を連ねるだろう。
3位 パク・ボゴム
総合3位は、総投票数4867票を得たパク・ボゴム。毎月比較的安定した順位をキープしているのが彼の特徴で、7、9月は2位、2、3、4、5、8、11月は3位、6月は5位だった。
映画『ワンダーランド』でスジとの共演が注目を浴びたものの、今年は他の作品には出演していない。それにもかかわらず毎月の得票数に大きな変動がなく、堂々の3位に君臨しているのは、前出のイ・ミンホ同様、熱狂的な固定ファンがいる様子。彼の地位を脅かすのは並大抵のことではなさそうだ。
4位 チェ・ジョンヒョプ
総合4位は、総投票数4344票を獲得したチェ・ジョンヒョプ。彼こそが番狂わせの主人公だ。各月の順位にばらつきはあるものの、4、5、6月は2位、7月は4位、3月は6位、8月は7位、2、9月は8位、11月は10位に名を連ねて大健闘。
2位に登場したタイミングからも分かるように、今年大ヒットした主演ドラマ『Eye Love You』(TBS/2024)の影響が絶大だった様子。本作での活躍をきかっけに、一躍韓流スターの仲間入りを果たし、ランキングの様相を大きく変えた。果たして決算アンケートでは、何位に登場するのだろうか。
5位 ソ・イングク
総合5位は、総投票数2145票を獲得したソ・イングク。彼もまた、今年出演作がなかった俳優の1人だが、3、11月に4位、2、4、9月に5位、5、7、8月に7位、6月に9位にランクインして韓流スターの威厳を見せつけた。
”キス職人”という称号を得るなど、ファンを量産するきっかけとなったロマンスものをここ数年離れている彼だが、武器の1つを一旦横においてもなお、人気を維持しているところをみると、すでに役者としても韓流スターとしても、ステージが1つ上がった様子。決算アンケートでも底力を見せてくれることが期待される。
(ライター/西谷瀬里)