筋書なし!異色の直木賞作家・今村翔吾『人よ、花よ、』刊行記念サイン会を4月5日(土)コーチャンフォーミュンヘン大橋店で開催
歴史・時代小説家 今村翔吾さん
歴史・時代小説を手掛ける直木賞作家・今村翔吾さん(40)はとてもユニークな若き巨匠です。1984年京都府生まれで滋賀県在住。
ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビュー。デビュー作「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。2020年『八本目の槍』(新潮社)で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞受賞。『じんかん』(講談社)で第163回直木賞候補、第11回山田風太郎賞受賞。2021年『羽州ぼろ鳶組シリーズ』(祥伝社)で第6回吉川英治文庫賞受賞。そして2022年『塞王の楯』(集英社)で第166回直木三十五賞を受賞しました。
あらかじめ筋書きを書かずに「その場その場の雰囲気を察しながら書くタイプ」だと語る創作スタイル。大阪府箕輪市「きのしたブックセンター」を事業継承して書店を運営。さらに全国縦断118泊119日!これまでのお礼を伝えるためにと47都道府県にある271か所の書店や学校を車で廻る「今村翔吾のまつり旅」を完走。テレビではコメンテーターとして活躍し、YouTubeチャンネルも開設するなど、エネルギッシュかつ型にはまらないその活動はとどまるところを知らないという印象です。
4月5日コーチャンフォーでサイン会
そんな今村翔吾さんが北海道にやってきます。2025年4月5日(土)16時半。場所は札幌市豊平区の複合大型店「コーチャンフォーミュンヘン大橋店」です。4月7日発売の新刊『人よ、花よ、』(上下巻・朝日新聞出版)の発売を記念したサイン会を行います。
『人よ、花よ、』
朝日新聞で2022年8月から連載が始まった今村翔吾さんの連載小説(挿絵・北村さゆりさん)。主人公は、南北朝時代の武将である楠木正成(くすのき・まさしげ)を父にもつ正行(まさつら)。幼名は「多聞丸(たもんまる)」。天皇への忠義を尽くし、「英傑」とあがめられた父を追慕しつつ、自分の生きる道を探し求めて苦悩する。楠木一族と同じく「悪党」と呼ばれ、南朝についた吉野衆のリーダー、灰左(はいざ)ら若者たちの群像も生き生きと描かれる。
今村翔吾さんからサイン会に向けたメッセージ
著者の今村先生からも北海道のみなさんにメッセージが届きました。
この機会を心待ちにしていました。読者が急速に増えている北海道。また新たな出逢いを楽しみにしています!
時代小説初心者にこそおススメ!
年間200冊の本を読む読書家で、サイン会を主催するコ―チャンフォーグループ「㈱リラィアブル」の佐藤暁哉社長からの推しコメです。
今村さんの作品はどれも読みやすく、歴史上のあの人物とこの人物が実はこんな繋がりが?と今村さんの頭の中で歴史的ビジネスマッチングがどんどん行われる様子が凄いです。普段時代小説や歴史小説を読まない方にこそ読んで頂きたいです。
サイン会の詳細はコーチャンフォーのウェブサイト、SNSなどでご確認ください。
コーチャンフォー公式ウェブサイト:https://www.coachandfour.ne.jp/