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千原ジュニア、テレビや劇場では出さない「オチのない話」を小説化?

文化放送

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、2月27日の放送にお笑い芸人の千原ジュニアが出演。放送作家の樋口卓治と企画した小説『物語る』(発売中)について語った。

大竹まこと「関西から東京へ、っていうのはどういうことだったの?」

千原ジュニア「僕らのころは、まだワンルームマンションが東京の吉本の事務所、みたいな時期でした。当時は大阪で一番をとった芸人だけが東京行きの片道切符を渡される、みたいな時代の最後だったんですよ。我々(兄・せいじとのコンビ)、千原兄弟が(心斎橋筋)2丁目劇場というところでいちばんメインでやるようになって、よし、東京進出だ、みたいなことで切符を渡されたのが22歳」

大竹「若いねえ」

ジュニア「東京に出てきて。仕事が全部なくなって。そこから徐々に売れてきて、ええ感じになってきたな~、という26歳のときにバイク事故で」

大竹「いまは体の骨、全部くっついているの?」

ジュニア「なんとかくっついています。でも顔面もグチャグチャで。最後は高須(克也)先生、高須クリニックにやってもらいました」

ジュニアはさらに事故後について振り返った。そして今月発売した著書『物語る』の話題へ。

大竹「『物語る』という本です。小説は初めてだよね?」

ジュニア「初めてです。でももう1人、樋口(卓治)さんという放送作家がいて。いろんなバラエティ番組を担当されていて、『笑っていいとも!』で初めて一緒にお仕事をして、という。そんなに密ではない、1年に2回ぐらいご飯でも食べましょうか、みたいな人だったんですけど、そういうのの一環で『飲もうか』といって飲んでいるとき、『ジュニアくん、ミュージシャンがアルバムをつくる感じで小説つくりませんか』と言われて。なんやそのセクシーな誘い方、と思って(笑)」

はるな愛「確かに(笑)」

ジュニア「いまいちピンとこなかったんですけど、オモロそうやからやりましょ、やりましょ、と言って。こういうこと(書籍化)になると思わずにOKして。そうしたら僕が、いろいろ聴いたこと、経験したことをしゃべって。テレビや劇場では『こうなってこうなって、こうでした』というオチがある話しかせえへん、オチはないけれど、という話が溜まっているな、という意識はあって」

大竹「はい」

ジュニア「オチはない、人様にそんなにしゃべる機会はないな、という話を全部樋口さんにしゃべって。それを紡ぎ合わせて、ということで小説にしていきましょう、みたいな」

大竹「オチのないようなことをしゃべるのは少しきついことだよね。こうやって、ここで落として、どやっ! という感じで去っていく、というのが芸人のすることだから」

ジュニア「こういうラジオをさせてもらっていたら出せると思うんですけど。なんていうことない話、でも聴く人が聴いたら引っかかる、なるほどそうなんや、みたいな話がタンスにいっぱい入っていた、みたいな感じですね」

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