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藤枝MYFC加入後初ゴールを挙げたDF楠本卓海「どんな相手もピッチに立てば同じ選手。びびらずに」ロアッソ熊本戦の必勝誓う

アットエス


札幌戦で2カ月ぶりのスタメン出場となった藤枝MYFCのDF楠本卓海選手は、加入後初得点となる先制ゴールを決めて存在感を発揮しました。結果を追い風に、熊本戦でも活躍を誓います。

札幌戦「無抵抗すぎた」

―札幌戦の移籍後初ゴールを振り返って。
セットプレーは一発で決められればベストだと思いますが、守備もあることなのでこぼれ球が来ることはあります。だから極力足を止めないというのは続けています。

金子選手が触ったのに対し、ちゃんと反応できたというのは、やってきたことができた部分なので、引き続きやっていきたいです。

―千葉戦で守備の課題が出て、今度はスタートからしっかりいくというゲームだった。
今回は守備のイレギュラーは、ほぼなかったと思います。個人的なことでいえば最後の最後のリスク管理のところで相手の青木選手と入れ替わってしまったところはミス。

でもチームとしてはやろうとしていたことができました。ネガティブトランジションでも選手が戻ってくれましたし、瞬間瞬間の守備でも、人にもボールにもいけていたと思います。

―失点場面はセットプレーから。
2失点目は自分のマンツーマンの選手でやられているので、もっと抵抗しないといけなかったです。外国人選手はあそこから持っていける力があるのは間違いない。自分も警戒していた中で無抵抗でやられました。

ボールが見えなかったというのも正直あるけれど、それにしても無抵抗すぎたので、届かないにしても体を最後までぶつけるとか抵抗しなければ。セットプレーでやられ続けていたら取れるポイントも取れなくなります。セットプレーでの失点を極力ゼロにしたいです。

―けがで戦列を離れた中で何を意識して過ごしたか。
出ている選手と感覚を合わせる中で、自分の長所は何か。チームで起きていることを、自分が出たときにどう修正していけるのかを考えていました。今回は久々ということもあり自分のことに集中していたけれど、これからは出続けられるのであれば、感じていることを伝えて修正していきたいです。

―自分の存在感を出すためにやることは。
まずは守備。後ろの選手がはじき続けていくと、何かしらチーム全体の勇気になると思います。その中でビルドアップも相手をはがし続けていたら、できるんだという感覚が全体にも伝わると感じます。まずは守備の部分でつぶし続けることが重要です。

―3連敗の現状だが。
目の前の1試合1試合をやっていくだけです。事実として3連敗はあるけれど、長いリーグ戦なのでそういうこともある。引きずり過ぎず、事実としてあることも受け入れながらやっていかなければいけないと思います。

―クールダウン時にみんなで長く話し込んでいた。
自分たちはやればできるから、しっかり自分たちを信じてやり続けようと話していました。うまくいっていない時はどうするかという具体的な話もできたので、音頭を取ってくれた金子選手に感謝です。

名のあるチームが相手でも、ピッチに立ってしまえば同じサッカー選手だから、びびらずにやればいいんじゃないかと。ボタンのかけ違いというか、ちょっとしたズレが一人一人にあったら大きいものになってしまうので、細かいすり合わせを普段からやり続けようと共有しました。

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