前島亜美「自分にとって宝物のような作品」デビューアルバム『Determination』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
11月16日のゲストは前島亜美さん!
デビューアルバム『Determination』について伺いました。
アルバムリリースの話はどうやって聞かされたのかというと、「キングレコードの方々に私の歌を聴いて頂く場があったり、意思確認、アーティストやりたいんだよねみたいなお話は聞いて頂いていて。しばらく音沙汰がなくてダメだったのかなと思っていた時に、事務所で打ち合わせがあると言われて、会議室の中に入ったら、明らかにカメラがたくさん!打ち合わせ中、突然こちらをご覧下さいみたいに映像が流れてデビューが決まりました。しかもサプライズがあったのは4月1日。これドッキリだったらどうしようって思ったんですけど(笑)」
『Determination』というタイトルは前島さんが考えたものです。「指標みたいなものを作りたいなと思いまして。デビューに対する思いみたいなものを単語で表すと、やっぱ“決意”が1番。もともとグループ活動で音楽をやっていたんですが、卒業した時に、もう歌って踊ることはないかなと。声優アーティストさんにも憧れはあったんですけど、今更私がみたいな思いもありまして。でも決意、最後のもう1度みたいな感じで頑張らせて頂きたいなという思いをタイトルに込めました」
デビューアルバムは前島さんが歌詞を書いた『Determination』から始まります。「歌詞を書くのは難しかったんですけど、1曲目にするのはスンナリ決まりました。楽曲が素晴らし過ぎたので、思いの丈を歌いたいなと思いましたね。日記をつけているんですけど、3、4年分すべて読み返して。当時の筆圧、滲んでいるもの、もう1回歌いたい、ステージに立ちたいという想い。先輩のライブを見に行った時の半券が挟まってたり、そういうものからインスピレーションを得て、書いていきました」
レコーディングはどうだったのでしょうか?「とにかく大変で。聴いている分には凄く違和感なく、めちゃくちゃかっこいい曲なんですけど、歌うと息継ぎするところがなくて。もう大汗をかきながら歌わせて頂いたんですが、キャラクターソングじゃないレコーディングが7、8年ぶりぐらいで、自分の素の声ってどれだっけみたいな感じになりました」
MVの撮影は「朝早くからリップシンクをするシーンを撮影するんですけど、グループの時は他にメンバーがいるから休めるし、次の確認したり、ご飯を食べたりできるんですけど、1人だとずっと出ずっぱなんだ思って。あと、めちゃくちゃ暑い日、晴れてる日に撮影をしたので、大汗をかきながら。結構ドローンも飛ばして撮影したんですけど、ドローン飛ばすとスタッフさんが写り込みしちゃうからポツンと取り残されて…。汗かいて頑張りました」
ヒャダインこと、前山田健一さんが作詞・作曲した『職業:あみた』についても伺いました。「曲の打ち合わせをしていく中で、私がヒャダインさんに人生相談をするみたいな流れになっちゃいまして。元々グループ活動から始まって、舞台、演技の活動もした上で、いま声優で頑張らせて頂いてるんですけど、いまいち自分の職業をひと言で表せないのがちょっと悩みみたいなことを話しまして。そうしたら“あなたの職業はあみたなんだ”という歌を書いて頂きました」
来年4月のファーストライブに関しては「アルバムを引っさげてのファーストワンマンライブになるので、10曲全部お披露目します。もともとライブを意識して作った楽曲が多くて、コールアンドレスポンスが多めになっています。ライブを通して完成すると言いますか、ダンスを小さい頃からやってきたので、曲によっては振り付けもつけて、華やかにできたらいいなと思っています」
実は前島さんのご両親と安元さんの誕生日が同じ3月16日!ご両親の誕生日に安元さんのことも一緒にお祝いし続けてきた前島亜美さん。デビューアルバム『Determination』は前島亜美さんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「自分にとって宝物のような作品が出来たと思っています。グループのものとか作品のものっていうことじゃなくて、私のものが出来たと思うので、大切にしていきたいと思います」